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≪原発ゼロ法案≫「安倍政権はけしからん!」小泉純一郎が自民党に叩き付けた挑戦状 2018.1.10 AERAdot.

2018-01-13 01:41:16 | 原爆 核問題 

 小泉・細川両氏“原発ゼロ法案”「近い将来必ず実現すると」

 
TBSニュース http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3260565.htm

2018.1.10

 小泉元総理や細川元総理らが記者会見し、稼働している原発を直ちに停止して、2050年までに全ての電力を自然エネルギーでまかなうことなどを盛り込んだ法案を発表しました。

 「もう安倍政権ではこの原発ゼロを進めるのは難しいのではないかと思います。しかし、いずれ近い将来、必ず原発ゼロは国民多数の賛同を得て実現すると思っていますから。今年も積極的に国民運動を展開していきたいと思っております」(小泉純一郎 元首相)

 また、小泉元総理は「原発ゼロの国民のエネルギーは高まっていると実感している。このエネルギーは必ず日本の政治を変えていく」と訴えました。

 法案の実現に向けては、立憲民主党など原発ゼロの実現に積極的な政党と協力し、22日に召集見通しの通常国会への法案提出に向け準備を進めたいとしています。

 

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「安倍政権はけしからん!」小泉純一郎が自民党に叩き付けた挑戦状 

AERAdot.https://dot.asahi.com/dot/2018011000091.html?page=1

西岡千史2018.1.10 20:01

会見で安倍政権の原発政策を批判した小泉元首相(撮影/西岡千史)
 
会見で安倍政権の原発政策を批判した小泉元首相(撮影/西岡千史)

 

「安倍(晋三)総理に原発ゼロを進めるべきだと言ったが、現政権では難しい」

 小泉純一郎元首相(76)が久しぶりに吠えた。

 自らが顧問を務める「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)」のメンバーとともに国会内で10日、記者会見し、「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」を発表した。原発の即時停止や再稼働禁止、再生可能エネルギーの普及などを求めるもので、小泉氏は震災後に原発がなくても電力が足りていたことや日本の自然エネルギーの潜在能力の高さを示しながら「原発ゼロのハードルは高くない」と訴えた。

 約1時間の会見で小泉氏は、拳を振り上げながら脱原発の持論を展開した。

特に目立ったのは、原発回帰に進む安倍政権への批判だ。今年9月に行われる予定の自民党総裁選について記者から質問を受けると「もう安倍政権で原発ゼロを進めていくのは難しい」と、バッサリ斬り捨てた。その後もヒートアップし、脱原発に転換しない安倍政権について「不思議でしょうがない」「恥ずかしくないのか」「原発を維持したいという勢力に蹂躙(じゅうりん)されている」と、まくし立てた。

 今年は、エネルギーに関する国の方針を定めた「エネルギー基本計画」の改定年に当たる。安倍首相は、14年の改訂で原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、今回の改訂でも原発政策は見直されることなくそのほとんどが引き継がれる見通した。

 小泉氏はこのことにも怒り心頭で、「政府自民党はけしからん」と批判。かつて日本の電力の約3割を原発が発電していた時には原発が50基稼働していたことを引き合いに出し、「(計画で定められている)20%の電源を原発でやっていこうと思ったら、原発を30基ぐらい必要なんだよ。できるわけがない」と訴えた。

 また、「総理が今、(原発を)進めているから仕方ないと思っている議員が多いだけで、総理が原発ゼロの方針を進めたらガラッと変わる」と、一刻も早い安倍首相の退陣を願っているとも思える発言も飛び出した。

 発言はなかったものの、記者会見には細川護煕元首相や中川秀直元官房長官も出席。小泉氏ら原自連のメンバーは、今後は大物政治家OBとともに、与野党関係なく法案への支持を求めていく。

 多くの悲劇を招いた東京電力福島第一原発事故から、今年の3月で7年を迎える。「安倍一強」の政治状況でなし崩し的に進む原発回帰に、小泉氏の挑戦状は時代の流れを変えることができるのか。(AERA dot.編集部・西岡千史)

 

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小泉元首相、「原発ゼロ」法案を発表 立憲民主に働きかけ 

日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25503740Q8A110C1PP8000/
2018/1/10 20:00

 小泉純一郎、細川護熙両元首相が顧問を務める民間団体「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」は10日、国会内で記者会見し、原子力発電所の即時停止を柱にする原発ゼロ・自然エネルギー基本法案の骨子を発表した。

記者会見で「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」を発表する小泉元首相(右)(10日午後、東京・永田町)

記者会見で「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」を発表する小泉元首相(右)(10日午後、東京・永田町)

 小泉氏は「安倍政権では原発ゼロを進めるのは難しい。しかし近い将来、必ず原発ゼロは国民多数の賛同を得て実現する」と力説した。「どの政党でも原発ゼロ、自然エネルギー推進に全力で取り組むのであれば、協力していきたい」と訴えた。記者会見には細川氏も同席した。与野党に幅広く協力を呼びかけ、22日召集予定の通常国会への法案提出をめざす。

 推進連盟の吉原毅会長(城南信用金庫顧問)はこの後、立憲民主党のエネルギー調査会会合に出席し意見交換した。立憲民主は衆院選で「原発ゼロ基本法案」を公約に掲げた。福山哲郎幹事長は「原発ゼロは国民の未来に対する責任だ」と連携に意欲を示した。

 

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