異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

8/24 宗教者も立ち上がる!~戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会

2015-08-25 14:23:13 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

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宗教者も立ち上がる!~戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会

                牧子嘉丸

 

 8月24日(月)午後2時から星陵会館でキリスト教から仏教・神道まで各宗教者・僧侶・門徒が一同に会して戦争法案に対して反対する集会があった。特徴はそれぞれの宗派の違いを乗り越えてではなく、各宗教の信仰に則って「人を殺し、殺させるなかれ」とういう教えを実践していこうという集いであった。

 まず基調報告として渡辺治氏から、現情勢への熱のこもった分析・説明があり、どうこれに立ち向かうかという提起がされた。簡潔で力強く、勇気を与えられる講演だった。

 つぎに、各賛同団体の代表があいさつを述べた。共通するのは不殺生の真理を投げ捨て、侵略戦争を正義の戦争として推進したのみならず、戦死者の儀礼を司ることによって、国に捧げた命として美化してきたことへの痛切な反省である。

 大教団の門徒・信者のなかには依然この体質が教団にあり、何よりの証拠として原発問題でも秘密保護法でも、またこの切迫した戦争法案にも何の対応も声明も出そうとせず、黙認しているとの発言があった。

 集会は自らが信仰に生きる「証し」として、この戦争法案に反対することを一同で決議し、アピールを採択した。

 午後4時半からは、日本山妙法寺の僧侶を先頭に衆院会館前に移動し、そこで抗議祈念行動にうつった。民主小川、社民吉田・福島、共産赤嶺・宮本の各党代表の連帯の挨拶があり、なかでも沖縄選出の赤嶺議員はこの戦争法案が通れば辺野古が前線基地となることを指摘、両者の闘いの緊密不可分を強調した。

 集会中に三人の創価学会員からの申し入れがあり、公明党が学会の教えに背いていることを訴え、反対署名に協力を求めるアピールがあった。三人が三人とも涙ながらの訴えで、平和の党を裏切られた信者の苦しみと怒りが伝わってきた。

 この日の祈念行動は500人の参加者があった。8月30日の総がかり行動では各宗派の信者も参加するだろう。兵戈無用(ひょうがむよう)。すなわち兵も武器も用いることなしの教えこそこの戦争法案に真っ向から立ち向かう言葉であり、真理なのだ。

 

 


一番の平和ボケは安倍首相~戦争体験がないにもかかわらず、彼らは聞く耳を持たない

2015-08-25 14:13:51 | 報道

「戦争体験がないにもかかわらず、彼らは聞く耳を持たない」

15日の北海道新聞「戦後70年」
医師の中村哲さんとエッセイストの華恵さんの対談より一部抜粋。

...

中村 : (戦争体験を)語り継ぐことの意味は大きい。でもそれだけではだめだと思います。
たとえば私は子どもの頃の朝鮮戦争(50~53年)をよく覚えています。どこかで戦争をしている。その間に日本がどんどん豊かになっていく。その感じですね。
戦後、日本は他国の戦争のおかげで経済復興を遂げたという一面についてはあまり語られてこなかった。

華恵 : 確かにそう言われても、なんかキョトンとしてしまいます。

中村 : 朝鮮戦争、ベトナム戦争の特需があって日本の経済成長があったんだということも、語り継がれるべきでした。
それを言わなかったから、今になって「平和主義なんて現実的じゃない」という、ねじ曲がった〝現実論〟が幅をきかせているんじゃないかと思うんです。

原発は売るわ、武器は売るわ、犠牲をよそに持って行くという発想も、戦後の日本人がそのときそのときに世界で起きている戦争の現実を、深く考えることがなかったからではないか、と。

華恵 : 戦争を知る世代の方が「日本は再び戦争をする国になるのではないか」と、危機感を表明しています。そう言われてもいまひとつピンとこないのも、そのせいでしょうか。今からではもう遅い?

中村 : いや、そんなことはありません。日本は曲がりなりにも70年間、戦場に兵隊を送ってこなかったという実績があるんですから。
なのに今、それさえも捨てようとしている。

華恵 : 憲法9条の意味は、アフガニスタンのような紛争地域にいらっしゃる方が、よく分かるんでしょうね。

中村 : その通りです。日本は中近東の人々が最も親密な感情を持つ国だった。
それがだんだん「欧米の仲間になったらしい」という感じが伝わって、それまで日本人であるということだけで安全保障になったのが、日本人であるというだけで標的になるように、少しずつ変わってきた。

華恵 : そう感じる場面が実際にあるんですか。

中村 : あるんです。前は、日本は国連以上に信頼されていた。

華恵 : えー、そうなんですか。

中村 : 日本の旗をつけていれば武装集団に襲われることはなかった。9.11以降は日の丸を揚げていると逆に危なくなりました。
似たような国がドイツですね。ナチズムの反省から憲法をつくった国が、世界的な潮流の中でアフガニスタン攻撃に参加した。
戦死者を出したうえにイスラム教徒から恨まれ、癒やしがたい傷を残した。
日本はその後を追いつつあるような気がしてならないんです。

華恵 : 同世代の中には、たとえば「永遠の0」がかっこいい、みたいなことがあるんです。愛国心というか、「日本人として戦う」ことに憧れるという。

特攻隊までいかなくても新撰組に憧れる女子とか。その延長で「自衛隊に行きたい」という子も実際に知っています。

中村 : 私もそうです。用水路を掘るのだって命懸けです。それでもやるんだという気持ちと通じるものがあると思う。

華恵 : 私もボランティアの経験から、汗水流すことで、生きている実感を得ることには共感する。ただ、それが戦争に一直線に結びつくのは驚きます。どこで分かれるんだろう。

中村 : そこは善悪の判断というか、モラルの問題なんじゃないか。

生きがいを感じられるなら何をしてもいいかというと、そうじゃない。
人間は、切れば血が流れるものなんだ。殺されるのも殺すのも嫌なものなんだ。そこに立ち返れば、戦争をしてはいけないというモラルが、そう揺らぐことはないはず。
そんな大もとの価値観が、どうもバブルのころからがらがらと崩れた気がしてしょうがない。

華恵 : 今はバブルのころのようにお金お金ではないと思いますが、かといって私なんか貧困も知らず、知ってるのはせいぜい「金欠」くらい。
そういうのって「平和ボケ」に見えませんか。

中村 : いや、一番の平和ボケは安倍首相です。「積極的平和主義」なんて言うこと自体がその証拠。
一体この人は戦(いくさ)というものを知っているのか。
いつでもリセットできる戦争ゲームのような、あり得ない議論をしていますから。

華恵 : 戦争の実感がなく想像力を働かせられないのは、私も人のことを言えないです。

中村 : 平和な時に、戦争のことが分からないのは当たり前で、罪ではありません。
分からないからこそ、知っている人の話を謙虚に聞くかどうかで決まる。
戦争体験がないにもかかわらず、彼らは聞く耳を持たない。集団的自衛権の行使容認や、安保法制への反対意見に「おまえが言っていることは偏っている」で済ませる。事実に対する謙虚さがないんです。

戦争を起こしてでも豊かさを手に入れるなどという夢から覚めるために、一人一人が過去の戦争から学び、モラルに基づいて行き先を判断することです。

三浦 美奈子さんの写真
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60年前のプロテスト・ソングが今も通用する「これが自由というものか」

2015-08-25 13:53:00 | 平和 戦争 自衛隊
 
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TAP the SONG

60年前のプロテスト・ソングが今も通用する「これが自由というものか」

2014.12.26

今からちょうど60年前、1954年の日本ではNHKラジオから毎週、「これが自由というものか」というユニークな歌が全国に流れていた。

21世紀の現在でもそのまま通用するような痛烈なプロテスト・ソングを歌っていたのは、喜劇王と呼ばれたエノケンこと榎本健一である。

エノケンはジャズからクラシック、民謡、浪曲にいたるまで、あらゆる音楽を歌い、ユーモア、ナンセンス、時事風刺、アドリブのギャグを加えた演技はスピーディでアクロバティック、もう二度と現われないコメディアンと言われている。

「これが自由というものか」作詞・作曲:三木鶏郎

知らない間に実験で  
知らない間にモルモット
知らない間にピカドンで 
知らない間に水爆病
これは呆れた驚いた   
何が何だかわからない
これが平和というものか 
あちら任せの平和論

知らない間に値上げして 
知らない間にMSA (注1)
知らない間に教育法   
知らない間に機密法
これは呆れた驚いた   
何が何だかわからない
これが自由というものか 
あなた任せの自由論

知らない間に金上げて  
知らない間に金取って
知らない間に税金で   
知らない間に自衛隊
これは呆れた驚いた   
何が何だかわからない
これが政治というものか 
おかみ任せの政治論

(注1)「MSA協定」は日本の軍事力増強を図るためにアメリカが援助を与えることを主旨とした協定で、この歌ができた1954年の3月8日に調印された。


この歌はエノケンが主演したNHKのラジオドラマ、『とかくこの世は』(1954年4月~1955年3月放送)の挿入歌として誕生した。

それまでもエノケンはNHK『日曜娯楽版』や『ユーモア劇場』に出演し、三木鶏郎の「冗談音楽」との相性も良かったので、二人が組んだ「これが自由というものか」は人気も訴求力も強かった。

しかしこの年の6月13日をもって、NHKは『ユーモア劇場』の放送を終了している。
政府を批判する内容にたびたび圧力がかかって、時の権力に屈したからだった。


<!-- これが自由というものか / 榎本 健一 (エノケン) [ 1954年 ] -->


それから半世紀以上が経過した2005年、”日本のポップスの源流・三木鶏郎と、J-スタンダードの新しい夜明け”とサブタイトルが名付けられた三木鶏郎トリュビュート・ライブが、銀座の博品館劇場で12月16日から3日間にわたって行なわれた。

出演したのは鈴木慶一(ムーン・ライダース)、細野晴臣(exはっぴいえんど、YMOほか)、ハナレグミ(Super Butter Dog)、奈歩(元Petty Booka)、湯川潮音、高野寛、今井英明(ロッキングタイム)、小池光子(ビューティフル・ハミング・バード)、首里フジコ、畠山美由紀、そして1日だけのゲストが坂本冬美、演奏は鈴木惣一郎&アレクサンダー・トリタイム・バンド。

内容はタイトルに「Sing with TORIRO 三木鶏郎と異才たち」とあるように、作詞・作曲家の「三木鶏郎」の歌を唄おうというイベントだ。
鈴木慶一と細野晴臣を除けば、三木鶏郎をリアルタイムでは知らない若い出演者が揃うなかで、「これが自由というものか」を歌ったのはハナレグミこと永積タカシだった。

三木鶏郎と異才たち

司会進行も務めた鈴木慶一がコンサートが終わった後、細野晴臣との座談会で面白いエピソードを披露している。(注2)

 

慶一 本番でも、楽屋でもね、皆さん、楽しそうにしていたので、それは良かったですよ。
終わった後に打ち上げがありましてね。
あれが、また、良かったな!
二次会で、出演者が頭の1曲目から、もう一回、全部やったの。
ウクレレとピアニカだけで、ずーっと。
最初は無伴奏だったけど。
── エーッ!!
細野 すごいよ、それ。‥‥録ってないのかな(笑)。
慶一 携帯で15秒だけ録ったけど(笑)。

三木鶏郎と異才たち. 鈴木慶一 細野晴臣

三木鶏郎のことをあまり知らない世代のミュージシャンたちが、イベントに参加してみてその世界にハマったというところに、音楽が持っている力がうかがい知れる。

その後も2014年10月にソウル・フラワー・ユニオンが、結成20周年の集大成となる最新アルバム、『アンダーグラウンド・レイルロード』で、独自の歌詞を加えて取り上げている。



・鈴木慶一と細野晴臣との対談は「ほぼ日」2006年9月6日からの引用です。こちらから全文を読めます。
「細野さん慶一さんとトリロー先生の話を」
三木鶏郎と異才たち.

・三木鶏郎に関連したコラムは、こちらにもあります。

TAP the POP Extra便 「三木鶏郎の弟子が雛郎?それならばと卵郎を名乗った大瀧詠一」
TAP the POP Extra便 次々と作品がボツになっても、なぜ大瀧詠一はCMに起用され続けたのか?


●「笑点」でまさかの安倍政権批判!

2015-08-25 13:27:44 | 報道

 下田 隆FB憲法九条の会より転載

●「笑点」でまさかの安倍政権批判!

三遊亭圓楽「安倍さん、聞いてください。政治に不信かん。国民の叫び」
笑点の大喜利、_かん_びの字抜のお題で圓楽さん

安倍さん...
政治に不信感
国民の叫び

座布団一枚じゃ足りませんな!

これは座布団1枚では足りませんね(笑) 

まさかの笑点で安倍政権批判が飛びて来るとは思いませんでしたが、それほど世論の安倍首相嫌いが酷くなっているということなのでしょう。
支持率も全て半分以下となっていますし、このまま安保法制を強引に成立させたら、流石の安倍政権もガタガタになりそうです。

↓動画の2分頃から


 

 


★民主党は衆参全員辞職せよ/日本のナチス・ドイツ化を阻止せよ!(亀井静香)

2015-08-25 01:50:46 | 政治 選挙 

 佐藤 和成FB憲法九条の会より転載

民主党は衆参全員辞職せよ

「今回の自民党の暴走を許している元凶は、民主党にあります。この前の衆院選挙の自民党の大勝も、国民は自民党が良くて自民党に投票したのではない。

 民主党がダメだから自民党に投票せざるを得なかった。先ほども言ったように、国民は反原発、反消費税ですが、それでも選挙では自民党に投票してしまう。追い込まれているのは実は民主党で、これでは’09年のようなことは起きません。

 民主党はね、ブレーンストーミングのようなことで満足していてもダメなんです。安保法制法案では、民主党議員が決起できるかが鍵。衆参国会議員が全員辞職する覚悟で臨まなければならない」
ー仮に民主党の衆院議員と参院議員が全員辞職すると何が起きるのか。
「安保法制法案は採決できない。議長が、そうした異常事態で採決することを許さないでしょう。そして民主党の職を賭した決起は国民に本気度として伝わり、この国の政治の在り方を変えることになりますよ。」

 

週刊実話(9月3日号)
衆議院議員亀井静香が安倍政権に「痛烈ダメ出し」60分ーその①
ー「戦争法案」と言われる集団的自衛権を見直す安保法案の強行採決、東京五輪の新国立競技場建設問題でのドタバタ劇。昨今の安倍政権は、一時のアベノミクスの絶好調ぶりから一転し、支持率も急降下しています。長らく政権中枢で重責を担ってきた亀井先生からは、安倍政権はどう映りますか?
「第二次世界大戦、太平洋戦争で戦争に敗れてから、二度と戦争という手段で国際紛争を解決しないというのが日本の国是。

 その国是を、憲法改正するという手続きを踏むこともなく、また、選挙で国民に意思を問うこともせずに一国会で強行採決してしまう。これは、1933年にナチス政権が誕生した際、ヒトラーがワイマール憲法を無視して独裁国家を作り上げた状況に酷似していますよ。いずれにしても、今の集団的自衛権を拡大する、憲法を無視した安保法制案の強行採決は、独立国家のやることではありません」

 

 

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Shoichiro IkenagaさんFBより)

「国民よ、日本のナチス・ドイツ化を阻止せよ!」(2)

掲載日時 2015年08月25日 16時00分 [政治] / 週刊実話
掲載号 2015年9月3日号

..

 --結局は日本だけがアメリカの立場で動いている。

 「アメリカはお金の面でも、さらには軍事力でも、日本に『手伝って欲しい』と懇願したわけです。それが、集団的自衛権確立を目指す安保法制法案と沖縄の米軍基地辺野古移転問題。三沢基地や横田基地、沖縄の米軍基地もそうですが、日本の空はアメリカ軍のための空になっているでしょ。基地負担費用も、7割も負担している。加えてカネや土地ばかりでなく、今度はアメリカ軍のために兵士まで差し出すという話。過剰サービスもいいところですが、アメリカのために身を投げ出してしまっているのが現状です」

 --そうしなければ、日本は世界で生きていけないのでしょうか。

 「国民がそう思い込んでしまっている。戦後すぐのチューインガムやチョコレートを貰った時代ではないんですよ。もちろん、アメリカは日本にとって大事な国だし、日米安保も大事です。しかし、同盟国として対等にやるべき。今の日本の姿は、まるでアメリカの従属国で、その従属度も強まりつつあります」

 --そうした姿勢になった二つめの背景とは。

 「総理を取り巻くブレーンの存在。これが、安倍総理を戦争大好き人間にした二つめの理由です。もともと私が第二次安倍内閣発足前に会っていたときは、“総裁などしばらくは無理”という雰囲気だった。それが、衛藤晟一(首相補佐官)、古屋圭司(衆院議員)などの右の連中が担ぎ上げて当選してしまった。そして就任した途端、経済も安全保障も外交も待ったなし。総理は自分なりのシンクタンクもブレーンもいなかったので、それをフォローするため小泉純一郎政権時代の竹中平蔵慶応大学教授らが大量にブレーンとして入ったことも大きい。しかも、アメリカ一辺倒の外務省ブレーンも周りを固めている。私が『戦争大好き人間というレッテルを貼られますよ』と忠告したところ、総理は『そうはなりませんよ』と言っていたが、現実的には集団的自衛権を見直す安保法制案に突き進んでしまった」

 --そうした安倍政権にしたのも実は国民という話ですが、一方で安保法制案反対や疑問の声は急速に大きくなり、支持率も下がるという現実を突きつけられています。

 「愚かな国民になっているかもしれないが、あまりの政権の強引さに国民も目を覚ましつつあるということです」