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戦後70年 遠ざかる記憶近づく足音 95歳元日本兵が伝えたい思い

2015-04-22 14:54:34 | シェアー

戦後70年遠ざかる記憶近づく足音 95歳元日本兵が伝えたい思い

 
沖縄戦当時、25歳の青年だった元日本兵の男性が今、伝えたい想いを、大矢記者が聞きました。

95歳の元日本兵 近藤一さん「我々は捨てられた兵隊。その考えは全然変わらないです。彼ら(政治家)が戦争を始めても、犠牲にはならない。我々、貧乏の人、末端の人がみんな犠牲になる。こういう図式を絶対に変えなきゃいかんというのが私の本音なんです。」(動画付き)

戦後70年遠ざかる記憶近づく足音 95歳元日本兵が伝えたい思い
琉球朝日放送

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戦後70年企画「遠ざかる記憶近づく足音」です。

沖縄戦当時、25歳の青年だった元日本兵の男性が今、伝えたい想いを、大矢記者が聞きました。

近藤一さん「(Qきょうは嘉数の高台にどうして来ようと思ったんですか?)ここは私が一番最初に米軍と戦った場所ですから」

私が元日本兵の近藤一さんと出会ったのは、去年6月でした。沖縄本島で地上戦が始まった直後、4月9日の夜明け。突然始ったアメリカ軍の攻撃。雨あられのように弾丸が飛び交う中、近藤一さんは、必死の抵抗を続けていました。

近藤一さん「狙い撃ちをしながら、(米兵が)バターッと倒れると、米兵が「ママー、ママー」という声が聞こえるんですけどね、やったーと。人を殺すというのは何も(感じ)ないんですね」

近藤さんは当時25歳。今の私と、同じくらいの年です。人を殺すこと、人が殺されることを何とも感じなかった沖縄戦とは、一体なんだったのか。もっとお話しを聞きたくて私は今年、三重県に暮らす近藤さんを訪ねました。

コーヒー店の店員さん「いつもこのままなんですよ、お喋りすることもなく。もうずっと。(コーヒー)出したらずっと新聞を読まれている」
近藤さんが毎朝過ごす喫茶店で、この日、読んでいたのは、70年前の戦争を生き抜いた同じ元日本兵の記事、そして、集団的自衛権に関する記事でした。

近藤一さん国を守るとよく言うけど、国を守るとは一体なんだろうなと、私なりにいろんな思いがあるんですね

戦後、会社勤めをし、子どもたちを育てている間、近藤さんが、戦争体験を話すことはありませんでした。しかし、定年を迎え、だんだんと戦争を知らない人たちが多くなる中、人間性を失う戦争のあの醜さを伝えなければと思うようになったといいます。

近藤一さん「(Qいまの私からしたら、たとえば赤紙みたいのがきて、すぐ戦争に行きなさいと言われたら、嫌ですし、逃げ出したいと思うんですけど・・・。)その当時は全然ない。それは徴兵で入隊するうちは、おれは立派な日本の軍人だってね」

20歳で徴兵された近藤さんが最初に派兵されたのは中国の戦場でした。ある日の「訓練」のこと、上官が、近藤さんら新兵たちの前に、両手を縛られた2人の中国人の男性を立たせました。

近藤一さん「突け-と。言われてダーと走って、突き刺した。可哀想だとか、あの人も親があって、子どもがあってと、そんな考え全然ないの。ただ、普通のわら人形を突き刺すように簡単に突き刺す。だから非常に・・・なんていうかね、殺人・・・っていうかね、そんな兵隊にそこで、がーっと育てられた」

やがて帰国命令が出ましたが、到着したのは、ふるさとではなく、沖縄でした。圧倒的な戦力をもつアメリカ軍に対し、近藤さんたちの武器は、明治時代から使われていた三八式歩兵銃。「いつかは援軍が来てくれる」そう信じていた思いは、やがて「大本営は一体何をしているのか」という疑問に変わって行ったといいます。

近藤一さん「こんなバカな戦争にね、行った若い者はね、本当に、無駄死にというかね。あと5分、10分で自分は亡くなるんだと分かっていても、俺は切り込みにいくよと。これはお別れだなと。死ぬと言うことが分かっていても、命令されれば行くんだと。そういう思いでみんな亡くなった・・・そういう、最前線の苦しい想いとか、酷い戦争の状態は・・・今の日本国民は知ろうともしないし、何とも思っていない。」

250人の部隊で、生き残ったのは11人。近藤さんは、戦後、新聞や本で、沖縄戦が、本土決戦の時間稼ぎのための捨石作戦だったと知ることになります。

近藤一さん「我々は捨てられた兵隊だと。その考えは全然変わらないです。彼ら(政治家)が戦争を始めても、犠牲にはならない。我々、貧乏の人、末端の人がみんな犠牲になる。こういう図式を絶対に変えなきゃいかんというのが私の本音なんです。」

「国に捨てられた」という近藤さんの言葉が胸に刺さった私は、一方で、なぜ、当時の人たちは戦争を止めることが出来なかったのか、ずっと疑問に思っていたことを問いかけました。

近藤一さん「国家を批判するとか、軍隊を批判するという頭はちょっとでもないわけです。ただひとつに、国家を守る、家を守る、そのためには相手を倒しにいかないけないと。これだけ一直線、横は見えていないんですね。」

近藤さんの話は、決して70年前の昔話ではなく、それを忘れずにいまを生きていくことが、戦争を知らない私たちに与えられた責任なのだと感じます。
元日本兵の思いーふたつの戦場を生き抜いて

北村 哲郎さんのFBより)

 

 

速報:川内原発差止仮処分不当決定 /原告団・弁護団声明 (脱原発弁護団全国連絡会)

2015-04-22 14:35:17 | シェアー

                                                           画像by高垣 英明さんのFBより

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http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/news/15-04-22/

速報:川内原発差止仮処分不当決定

2015年4月22日
 

本日10時、鹿児島地裁において、川内原発1号機、2号機の仮処分事件につき却下決定が出ました。

不当な決定です。

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決定骨子

決定要旨

決定文1

決定文2

決定文3

決定文4(200頁は債権者目録につき省略)

別紙1

別紙2

以下、弁護団による本決定に関する声明です。

弁護団声明


九州電力川内原発第1号機、2号機稼働差止仮処分決定を受けての原告団・弁護団声明

 

                     2015(平成27)年4月22日

 

「原発なくそう!九州川内原発訴訟」原告団

団 長  森  永  明  子

「原発なくそう!九州川内原発訴訟」弁護団

共同代表  弁護士  森     雅  美

弁護士  板  井     優

弁護士  後  藤  好  成

 

 本日鹿児島地方裁判所は、住民が申し立てた、川内原発1号機2号機の稼働差止仮処分決定申立てを却下した。

 本件却下決定は、人権の砦として国民の人格権を守るという裁判所の責務を放棄するものであり、当原告団・弁護団は、三権の一でありながら、行政による人権侵害を抑止できない裁判官の臆病な態度を強く非難するものである。

 本決定の最大の欠陥は、福島第一原発事故を全く直視していない点である。

 福島第一原発事故により、原発事故がいかに甚大な人権侵害をもたらすか明らかになった以上、原発を再稼働するためには、極めて高い安全性が要求されなければならないことは自明である。

 しかるに、新規制基準は、既往最大どころか、平均像を前提とする基準地震動(耐震設計の基本となる数値)の策定を許容するものであり、川内原発もこれを前提とした耐震設計しかされていない。

 そうであるにもかかわらず、裁判所は、この事実に目を背け、耐震設計は十分であるとしたのである。

 また、本決定は、震源を特定せず策定する地震動について、九州電力が主張するように付加的・補完的なものと位置付けることはできず、新たな知見が得られた場合に、これらの観測記録に基づいて「震源を特定せず策定する地震動」の評価を実施すべきであると述べながら、それが最新の知見であるから合理的であるかのような結論を導いている。最新の知見であっても、現時点で安全上問題があるのであるから、再稼働は許されないはずである。

 次に、南九州地方は、破局噴火を起こしたカルデラが数多く存在する地域であり、原発を設置する立地としては極めて不適切な場所である。九州電力は①カルデラ噴火は定期的な周期で発生するが現在はその周期にないこと、②破局的噴火に先行して発生するプリニー式噴火ステージの兆候がみられないこと、③カルデラ火山の地下浅部には大規模なマグマ溜まりはないことから、破局噴火が起こる可能性は十分に小さいことから立地に問題はないとした。これは、火山学会が総出で批判したほど科学的にも根拠のないものであった。

 しかし、裁判所は、科学的根拠が全くなく、学者からも強い批判を浴びているこの屁理屈を、盲目的に是認したのである。

 長岡の噴火ステージ論とドルイット論文を一般理論の要に依拠していることには強い批判があり、本決定もこの批判が妥当するとしてもマグマだまりの状況等の知見、調査結果と総合考慮されるので、不合理とはいえない、としているが、マグマだまりの状況を的確に調査する手法は確立されておらず、決定は事実誤認である。

 破局的噴火の活動可能性が十分に小さいといえないと考える火山学者が、一定数存在することを認めつつ、火山学会提言の中で、この点が特に言及されていないことから、火山学会の多数を占めるものではないなどと判示し、石原火山学会原子力問題委員会委員長が、適合性審査の判断に疑問が残ると述べたことを無視している。活動可能性は十分に小さいといえない、ということが、火山学会の多数を占めるものと考えるべきである。

 さらには、避難計画の不備についても、要支援者の避難計画は立てられておらず、鹿児島県知事自身も10㎞以遠の地域に関しては実効性のある避難計画を定めることは不可能であると自認している避難計画であるにも拘わらず、避難計画に問題はないとしたのである。住民の生命身体の安全という、人格権の根幹部分を軽視した極めて不当な判断というほかない。

 川内原発1号機2号機に安全上の問題点があることは明らかであり、原発を再稼働させることは、日本中が放射能に汚染される可能性を、後世・次世代に残すことになってしまう。

 本決定は極めて不当なものである。福島原発事故後、昨年5月の大飯原発に関する福井地裁判決、11月の大飯・高浜原発に関する大津地裁仮処分(結論は却下であったが、実質的には新規制基準の不適切さを指摘するもの)、そして、今月14日に福井地裁で出された高浜原発3,4号機に関する福井地裁仮処分と、原発の危険性を指摘する良識的な司法判断の流れにも相反するものである。高浜原発仮処分決定に対しては、報道によれば、支持する人が65.7%と、支持しない人の22.5%を大きく上回っており、国民世論にも反する。当弁護団は、原発を作ってしまった世代の責任として、また、福島事故の被害に遭った方々に対する責任として、二度と福島事故のような過酷事故を起こさないために、直ちに即時抗告を行い、今後も戦い続けることを宣言する。

 以上

 

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鹿児島地裁、川内差し止め仮処分却下 1号夏にも再稼働へ / 全国脱原発訴訟一覧

2015-04-22 14:13:56 | シェアー

 

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http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/1/blog/52653/より引用

 全国各地の原発裁判を応援しよう 

日本各地の原発について、裁判が行われています。

原告になる、寄付をする、情報を広める、ボランティアをする(郵送物の発送の手伝いやブログのアップ作業など)など、応援のしかたはいろいろあります。

あなたも、できる範囲で原発をとめるチカラに加わってみませんか?

まずは、各地のWEBサイトにアクセスしてみてください。

 

原発をとめる訴訟の取り組みを発信するWEBサイト

 

九州電力・川内原発(鹿児島) 

原発なくそう!九州川内訴訟

 

九州電力・玄海原発(鹿児島)

玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会

原発なくそう!九州玄海訴訟

 

四国電力・伊方原発(愛媛県)

伊方原発をとめる会

 

中国電力・島根原発(島根県)

中国電力島根原子力発電所3号機の運転を止めさせる訴訟の会

島根原発「差し止め請求」住民訴訟(ホームページなし)

 

中部電力・浜岡原発(静岡県)

浜岡原発永久停止裁判 原告団・弁護団 支援組織共同ブログ

浜岡原子力発電所運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

浜岡原発とめよう裁判の会

 

関西電力・大飯原発(福井県)

京都脱原発訴訟

 

関西電力・大飯/高浜原発(福井県)

福井から原発を止める裁断の会

美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会

 

北陸電力・志賀原発(石川県)

志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団ホームページ

 

東京電力・柏崎刈羽原発(新潟県)

脱原発新潟県弁護団のブログ

 

電源開発・大間原発(青森県)

大間原発訴訟の会

函館市

 

北海道電力・泊原発(北海道)

泊原発の廃炉をめざす会

 

脱原発弁護団全国連絡会の全国脱原発訴訟一覧より作成)

ー引用終わり

 


<福島第1>排水路全ポンプ停止 汚染水海へ流出

2015-04-22 13:51:29 | シェアー

河北新報ONLINE NEWShttp://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150422_63011.html

福島のニュース<福島第1>排水路全ポンプ停止 汚染水流出

 

東京電力福島第1原発2号機の建屋屋上にたまった高濃度汚染水を含む雨水が「K排水路」と呼ばれる排水路を伝って外洋(港湾外)に流出していたとみられる問題で、東電は21日、流出防止のために新設されたポンプ全8台が停止し、雨水が外洋に流れ出したと発表した。
 発電機の故障が原因で、港湾外に流出した水量は不明。同日夜、代替機の準備が整い、くみ上げを再開した。
 ポンプは雨水を港湾内に通じる「C排水路」に移送するため、今月17日に稼働。巡回中の作業員が21日午前8時45分ごろ、ポンプが止まり、仮堰(せき)を超えて水があふれているのを見つけた。20日午後2時半ごろの点検では異常はなかったという。


 K排水路をめぐっては東電が2月、建屋屋上の汚染水を含む雨水が外洋に直接流出していた可能性が高いと発表した。データを把握しながら公表が遅れ、漁業者らが反発。建屋周辺の井戸「サブドレン」から地下水をくみ上げ、浄化後に海に放出する計画も見通しが立たなくなっている。


 ポンプ停止に対し、いわき市漁協の矢吹正一組合長は「トラブルが続くと、サブドレン計画で組合員の理解がさらに得にくくなる」と指摘。福島県漁連の野崎哲会長は「雨水対策が難しいことは分かるが、外洋に出ないよう努力してほしい」と注文した。
 汚染雨水の流出をめぐり相馬双葉漁協(相馬市)は22日に原発視察を予定している。佐藤弘行組合長は「機材不備を想定しておくべきなのに対応が後手に回っている。視察の際に経緯をただしたい」と話した。

 

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恥ずかしいです…麻生さん 質問の香港記者を「嘲弄」  世界の物笑い

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東京新聞電子版「こちら特報部」から。2015年4月22日

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