こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

霧ヶ峰(車山高原(長野県))での秋景、2010年9月

2019-09-30 | 山を眺める

今日は、徒然なるままに、かつて撮ったRAW画像を現像してみた。


中央の秀峰は、北八ヶ岳の最高峰、蓼科山(2,530 m)である。

 

蓼科山と白樺湖


蓼科山と連なる北八ヶ岳の峰々


南八ヶ岳連峰と富士山。


雲海から顔を出す富士山と言うことになるだろうか。

 

車山の山頂で一望する八島湿原(高層湿原)

 

車山は南アルプスの展望台である。

 

 


「霧ヶ峰の最高峰は車山(1,925 m)であるが、それも骨の折れる山でなく、ゆるやかな傾斜をのんびり登って行くうち、いつか三角点に達する.....(深田久弥、日本百名山、新潮社、1991年)」


山頂での展望。


八島湿原で望む車山(気象庁、気象レーダー観測所)

 

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撮影、2010年9月中旬、午後。


堤防で咲くヒガンバナ、2019年9月

2019-09-28 | 

雨が止んだ朝、近くを流れる川(桐生川)の堤防の随所で、ヒガンバナが草むらに彩りを添えていた。先日、堤防上の道を狭くするまで伸びていた雑草が刈り払いされたために、このものが花が開いたのであろう。刈り払いの際、蕾を持つ草花を残してくださった方々の心遣いに感謝したい。

 

 

このときは、雨に濡れた花の彩りと質感が、わたくしには印象的であった。

 

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この日は、僅か時間帯に青空が現れた。しかし、その後は終日、はっきりしない空模様になった。

霧が立ち昇る風景から。

 

霧が朝日に染まると期待するときもあったが。

 

市街地を囲む低山にとって、朝霧はその存在感を増す妙薬である。

 

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撮影、9月下旬、午前6時頃。


静かな夕暮れのとき、2019年9月

2019-09-27 | 夕景



午後5時を過ぎると薄い上層雲が夕日に染まり始めた。西方向から流れてくる巻雲が作り出す模様は秋の訪れを知らせるかのようである。

 

 

好天の時に現れる巻雲は天候が悪化することを知らせるシグナルであるとも言われている。

事実、今夜に出された当地の天気予報には、明日から来週末まで、太陽のマークが全く描かれていない。

 

ところで、巻雲の近くを通過中の機体が夕日で輝いていた。しかし、エンジン音は全くこちらまで響いてこない。

 

昔話になるが、わたくしには(幼稚園生の頃)、大きな機体が見えると、直ちに避難準備をさせられた思い出がある。

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撮影、9月27日午後5時過ぎ。


上空がひつじ雲で覆われた朝、2019年9月

2019-09-26 | 

ひつじ雲(高積雲)は、高度2,000-7,000 mで生まれると言われている。この日の朝は、ひつじ雲で上空が覆われた。そして、雲の高い位置にある部分が朝日で輝く時間帯があった。その時の光景の美しさに、わたくしは深く心を打たれた。


 

 

 

 

 

 

 

 

この時に覚えた感動を、画像である程度までは再現したいと思うが、現像ソフトの選択と条件設定などにおいて今も苦戦している。

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撮影、9月19日午前6時頃、地元にて。


幾分か秋の気配を感じて、2019年9月

2019-09-12 | 

 今日は、幾分か昨日までの蒸し暑さから開放されたような天気になった(最高気温 30℃、湿度 50%)。北方向の山並みの上空では、朝から積乱雲が立ちのぼっていたが、天空では波状雲(波状巻積雲)が漂っていた。そして、青空には秋の訪れを感じさせるような透明感があった。

 

午前9時頃の空模様(北方向)

 

 

午後12時頃になると、北方向では積乱雲の占める面積が増した。

 

しかし、他の方向では、青空を背景とする波状雲の模様が印象的であった(彩雲が現れたときに)。

 

 

しかし、夕方になると、天気は急変し青空が見えなくなってしまった。「中秋の名月」の前日の月が夕日に染まる波状雲の中を昇る場面を期待していたが。

 

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庭での秋の気配

ツルニンジンでは、果実ができ始めた。

残花の中では。

 

シュウメイギク(秋明菊)では、花が盛りのときを迎えようとしている。

 

 

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撮影、9月12日。


台風15号が去った後での空模様、2019年9月

2019-09-11 | 夕景

台風15号が去った後での空模様を時系列で示した。いまだ、約40万戸で停電しているなど、首都圏を通過した15号による被害は大きい。そして、当地でも強い雨が断続的に降った。

 9日午後12時頃

 

18時過ぎ

 

 

 

 

 

 

 

突然、周囲が赤く見えるほど、上空の雲が夕日に染まった。

 

 

 

 

撮影、9月9日、群馬県桐生市にて。


今日の桐生川、静と動、2019年9月

2019-09-01 | 桐生川・紅葉{桐生川)

桐生川(一級河川)では、桐生川ダム湖を境にして流れの様子が大きく変化する。ダム湖の下流での流れを静とするならば、上流でのそれは動に例えられる。静の世界では、水面への青葉の写り込みが印象的である。動の世界では、変化に富む水面での彩りに圧倒される。今日は、そのようなスポットで水面にレンズを向けてみた。

 

 今日は天候の状態があまり良くなかったが(薄曇り)、カエデの葉の写り込みをなんとか撮ることができた。次回は青空の写り込みが加わるときに撮ってみたい。

 

 

 

ダム湖の上流にて。今日は水量が多かったので、流れを高速シャッターで撮ってみた。

突然、流れに夕日が射してきた。

 

 

撮影、9月1日夕刻、群馬県桐生市梅田町にて。 

EOS 6D、EF 70-200 mm F2.8L、シャッター速度 0.5-1/1250秒。