こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

ほんりゅう(奔流)、桐生川上流にて 2017年11月

2017-11-04 | 桐生川・紅葉{桐生川)

桐生川の上流では、いつもより勢いを増した流れが大きな音を立てている。その有様はまさに奔流そのものである。台風21号と22号が接近したときの大雨で山側から流されてきた枯れ葉が道路に散らばっている。このようなとき、わたくしは落ち葉を踏みしめながら激しくも清らかな流れにレンズを向けてみたくなる。

ここでのモミジでは、色付きがこれからだ。

対岸の山からの木漏れ日で浮き出るミツマタの小さな群生地。


流れを望遠で切り取る(シャッタースピード、1/900-1/4000 秒)。

流れは岩で砕ける。


川岸ではモミジの色付きが始まったばかりである(低速なシャッタースピードにて)。


再び高速なシャッタースピードで。

川が狭い岩の間を流れるスポット(危険な箇所)で。

 

身の安全を確保してから、奔流にレンズを向ける。

 

 


11月3日午前、桐生市梅田地区(桐生川ダムの上流部)にて、EOS 6D、EF 70-200 mm F4L。

 


山城跡で進み始めたソメイヨシノの紅葉 2017年11月

2017-11-01 | 

群馬県桐生市において、城山(柄杓山、標高 361 m)は山城の跡(桐生城)として市街地から目立つ低山である。ここには、640本ほどのサクラ(ソメイヨシノ}が植えれられている(桐生市HP)。この数日間の冷え込みによるものであろう。サクラの紅葉が進み始めた。


紅葉はどこまで進むだろうか。ソメイヨシノの紅葉は落葉前のひとときであると言われている。それにしても、今年は葉の色づきが例年にくらべて濃い。

夕日は山頂付近の紅葉を強調する。



撮影、10月31日朝夕、望遠、偏光フィルター、ピクチュアスタイルは風景(昼光)。

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ちなみに、今春のサクラ。

夕刻にて、右奥の山頂は鳴神山(980 m)である。


山城(桐生城)は1350年に桐生国領によって築かれたと言われている。城址には堀切が遺構として残っている。