今朝はどんよりとした天候となっているが、昨日は快晴の散策日和であった。何時ものことながら、ザックにカメラとレンズを入れて、私達は近所の山を歩いた。標高が250-300 mの山は、私達にとっては格好の散策スポットである。尾根筋を2時間ほど歩くと、歩数は12000程度になる。この歩きを週に2-3回繰り返すと、いわゆるメタボとは次第に縁が遠くなる。
尾根筋では、赤城山、浅間山、八ヶ岳連峰、奥秩父連山、群馬県西部の山々が遠望できる。12月中旬になると、雪を被った浅間山(2560 m)や八ヶ岳連峰(2500-2900 m)の眺めは魅力的である。
尾根筋にて(群馬県桐生市金葛)(19日午前11時頃)
画像の範囲での人口は約100万人であり、近くの市街地は桐生市である。奥にはみどり市、伊勢崎市、前橋市、高崎市などが写っている。堤防で囲まれた流れは桐生川である。
群馬県と長野県の県境の山波の奥に見える雪山は浅間山(2560 m、右奥)と八ヶ岳連峰(赤岳から蓼科山)であり、これらは約80-100 kmほど遠方に位置している。
画像において、奥は浅間山、右側は市民の山と言われている吾妻山(480 m)である。吾妻山に毎日登る人々は少なくない。
浅間山のクローズアップ(望遠 170 mm)、午前11時半頃。
昼頃になっても、このようにはっきりと見えるチャンスは多くない。浅間山は群馬県側からはコニーデ型の独立峰として見える。このコニーデが雪は被っている姿は私達にとって心の富士山である。浅間山の右側に見える雪山は、籠ノ登山(2200 m、長野県)、湯の丸山(2100 m、長野県)などである。
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前日、浅間山は雪雲で覆われていた(望遠 190 mm、18日午前11時半頃)。
このときは、身震いしたくなるほどの冷たい風がこちらに吹いてきた。ところで、県境に高い山々があるために、こちらの尾根筋が雪を被ることは少ない(年に2、3回)。
浅間山は群馬の富士とのことですが、長野からみる姿とまた違った美しさで頷けます。
家族が群馬での仕事が多く、浅間山や榛名山の写真を最近送って来ていました。
めちゃくちゃ寒いとこぼしていました(笑)
コメント、ありがとうございます。
確かに、関東平野の向こうにある1500-2900 mクラスの山々が雪を被る時期、
近所の山からの遠望が楽しくなります。とくに、雪山としての浅間山は市街地
からも目立つようになります。そのため、遠来の友人からは富士山が見えるのか
と尋ねられることがあります。
ところで、当地からは2000 mクラスの奥秩父連山に妨げらますので(笑)、
富士山は山頂が見えるに過ぎません。
ご家族の方が群馬はめちゃくちゃ寒いとこぼされるとのことですが、
関東南部に住んでいる小生の家族も群馬の冬は寒いと言っています(笑)。
今年は、こんな浅間山をまだ見ておりません。
しっかりとは確かめませんでしたが、赤城も雪に覆われて
いるように見えました。
大雪が終わったら展望が楽しみですね。
この日、今冬になってから初めて白くなった浅間山を眺めることが
できました。吾妻山など市街地の山に紅葉や黄葉が残っているうちに、
白い浅間山が撮ろうと思っていたのですが、寒波による厚い雲に
邪魔されてしまいました(苦笑)。赤城山も雪山になりました。
今年も、昨年と同様に雪山の展望を期待しています。