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こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

最低気温がマイナス6℃になった朝、2020年1月

2021-01-12 | 朝景

今日は突然にも冷たい雨が降り出した。そして、この雨は今夜から明朝にかけて雪に変化するかもとの予報が出されている。それにしても、新年になってから、朝夕の気温が異常に低い状態が続いている。昨日、当地の最低気温は-6℃であった。このようなとき、東の山並みから太陽が昇り始めると、わたくしは凍えながらも待っていましたと呟く。撮影準備をしてあるカメラを持ちながらである。

 

木漏れ日として、朝日が尾根から庭に届くと、シャクナゲ(筑紫石楠花)の葉が輝きはじめる。このシャクナゲでは、いわゆる西洋シャクナゲとは異なって、葉の表皮が革質であり光沢をもっている。

厳冬であることを体現しているシャクナゲ(逆光条件にて)

 

シャクナゲは、大きな蕾をつけながらも、葉を巻いたり、葉を下側に垂らしたりして、低温状態に耐える。

蕾は昨年8月末までに形成された。この時季に蕾ができないと、今春での花は期待できない。

 

 

そして、朝日の方向で、直視することはできない光景にレンズを向ける。

 

太陽の回りに、淡い色の暈ができている。冷たく重い空気とそれに含まれる水(氷)の微粒子によるもであろうか

 

尾根の上空に薄い雲が漂い始めると、太陽の下側に虹のようなものが見えるようになった。

HDR画像にて。

 

小心者(わたくし)は、これらの光景を思いだして、

束の間に過ぎないが、朝夕に検温しながら恐れているコロナ感染症のことを忘れることにする。

 

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1月11日早朝、桐生市にて。