こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

春の花、アラカルト(その4)、アカヤシオの花、2020年4月

2020-04-03 | 

桐生川ダムの上流部(桐生市梅田町)では、春の花による彩りが次第に濃くなってきた。今日は、川沿いで一株のアカヤシオ(赤八汐)の花が木漏れ日を受けていた。アカヤシオ(ツツジ科)は、近畿地方から西に自生するアケボノツツジの変種である。このものでは、花が葉の展開に先がけて咲く。

 

雄しべは10本である。

 

先日の雨と強い北西の風によく耐えたものである。

 

軟らかい逆光のもとで、印象派を想わせる色と質感。

 

 

アカヤシオは山地の岩場に自生するツツジである。赤城山や日光いろは坂などに多く自生している。赤城山では、アカギツツジとも呼ばれている。桐生地区では、鳴神山(980 m)やその周辺の山々に自生地がある。福島県いわき市の山地が分布の北限とされている。日本固有種である。

今回撮ったものは、移植されたものであろう。

 

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散策中に見つけた、フデリンドウ(筆竜胆)の花

 

 

撮影、4月3日午後、桐生市梅田町にて。