道を歩いているとき、なぜここに生えているのだろうかと思いたくなるような花に出会うことがある。先週は、県道のそばでアズマイチゲが花を開こうとしていた。


アズマイチゲは大雨が降れば崩れそうな場所に根をはっていた。美しさと危うさを感じさせる姿に魅せられて、わたくしはこの場に約30分ほど立ち止まっていた。撮影、4月上旬、群馬県みどり市にて。
ところで、あるとき、林道そばで、アズマイチゲが朝の光を浴びて花を開き始めていた。しかし、翌年は花に出会うことができなかった。この場が台風による豪雨で崩れてしまったからである。撮影、2012年4月上旬、群馬県桐生市にて。


