鳴神山の固有種であるカッコソウ(サクラソウ属、Primula kisoana)の花期が終わりに近づいている。それでも、昨日はクローズアップで撮ってみたくなるような花が残っていた。
椚田峠付近の移植地にて、5月13日
木陰に入っている花から
木漏れ日を受けて。
移植地において、花期の前半は濃色系の花が多いが、後半になると淡色系の花が目立つようになる。この淡色系は雌しべが短いために外からは雄しべのみが見える短花柱花である。
只者でないことを思わせる彩り、形、そして質感を感じて(100 mm、絞り開放、トリミング)。
昨日、私はこつなぎ橋登山道を往復した。登山道沿いではヤマブキソウの花が木漏れ日を浴びていた。今年はヤマブキソウの花も美しい。なお、山頂に至る尾根道は新緑とヤマツツジの花によるトンネルとなっていた。
撮影、13日午後。100 mm マクロレンズ、ピクチャースタイル(撮影および現像)ニュートラル。