世の中そんなに甘い？

高校で進路指導を受けてきたジナンが資料を持って帰ってきて
ワタクシに見せました。

ジナンの実力では、一般受験で大学進学はかなりキビシイです
なので、指定校推薦で受験を・・・と考えたわけですが
ハハからしてみたら、その推薦を受けられるかどうかもアヤシイ状態
ジナンに受験資格を調べてくるように言ってあり、その資料を持って帰ってきました。

『オレ、推薦受けられんじゃね？』

資料を見て、固まるハハ。
「こんな甘い条件で、推薦受けられるんかい」

自分のレベルより高い所へ入っても、後々苦労するだけなので
身の丈にあったところを受けるように言ってあるのですが
ジナンのレベルで受けられる大学の推薦の基準がこれまた、低い・・・

今のジナンがそんなに頑張らなくても推薦資格が得られそうです。

いいのか　そんなんでいいのか
これじゃ、ジナンが大学受験に向けて頑張らなくなっちゃう

愕然としながら、ジナンに言いました。
「ちょっとでも油断したら、推薦を受けられなくなるから、最後まで
気を抜かずに、真面目に高校生活を送りなさい。
大学入学がゴールじゃない。卒業できるように、大学でも講義があるのだから
それを受けるレベルを保てるように高校での授業をおろそかにするんじゃないよ」

ジナンに伝わっただろうか？？？

とりあえず、受験資格は分かりました。
後は、ジナンのお尻を叩いて、大学受験へ目指すのみです

って、やる気があるのは、いつもハハの方じゃないかっ








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