お～い、竹く～ん、遊ぼうよ。

お～い、竹く～ん、まっすぐな竹く～ん、遊ぼうよ。あれ、返事が無いや。
　お～い、竹く～ん、遊ぼうよ。
太い竹くんが、ゆ～らゆ～ら。
　小さな竹くんが、ちょろちょろ。
　　細い竹くんが、サラサラサラ。

あれっ、竹馬くんも返事している。パッコン、パッコン、パッコン。
よし、みんなで遊ぼう。何がいいかなぁ。そうだ、鬼ごっこがいいや。
僕が鬼になるから、みんな隠れていいよ。

太い竹くん、見～つけた。太い竹くんは背が高いからすぐ見つかった。
　小さな竹くんと細い竹くんはどこかな。
竹馬くんは速く走れるから遠くへ行っちゃったのかなぁ。
大きな木の後ろで、細い竹くんが、アッカンベー。

　小さな竹くんが、犬小屋の向こうで、ここだよ～。
あれっ、竹馬くんが学校の運動場で走っているよ。竹馬くん見～つけた。

ポチの犬小屋の向こうにいる小さな竹くん見～つけた。
細い竹くんだけが見つからないや。どこかなぁ。

　電信柱の後ろにいるのは、だれなのかなぁ。あっ、細い竹くんだ。
みんな見つけた。