僕のお仕事(4)

2015-09-13 13:35:15 | 童話
パン屋さんは朝早く起きてパンになる粉をまぜてオーブンに入れて焼くと僕の大好きなおいしいパンができあがるんだね。

だけれど、僕はパンが大好きなので、みんなに食べてもらうようにお店で売る前に、僕がパンを全部食べてしまうのではないか心配です。

僕が作ったおいしい、おいしいパンだからお店で売る前に僕が食べてしまうかもしれない。

『お店で売るパンは僕が全部食べてしまいました。
みなさんのパンはこれから作りますので、パンを買う人はチョット待ってください。』

『はいっ、おいしいパンがたくさん焼けました。
みなさん、順番に並んでください。
はいっ、ありがとうございます。』