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UAA緊急声明:五輪後のウイグル弾圧を停止するべし

2008-08-28 00:37:13 | ニュース

中国のオリンピックの成功は人権の向上の貫徹の正当な理由となる。

緊急声明 8月25日
在米ウイグル人協会

http://www.uyghuramerican.org//articles/2074/1/Chinas-Olympic-success-warrants-fulfillment-of-human-rights-improvements/index.html

在米ウイグル人協会は2008年8月24日に成功裏に平和的に北京での夏季オリンピックが結果を迎えたことを歓迎する。それに加え、UAAは中国政府にこの機会を人権のより深く尊重するというオリンピック前の約束を守るために用いることを求める。そのような動きはオリンピック大会の開催をすることと共に、中国政府を責任ある世界的リーダーとして国際社会に入ることを助けるであろう。

2001年に発せられた声明で、中国政府は2008年夏季オリンピック大会への選出を勝ち取ることを確実にするために、人権記録の改善を誓った。対照的にオリンピックへの準備は中国中の抑圧の増加で特徴づけられた、特に新疆ウイグル自治区としても知られる東トルキスタンとチベットにおいてである。

アムネスティ・インターナショナルは表明した。
「人権擁護者、ジャーナリスト、弁護士への弾圧は強化されてきた、なぜなら北京はオリンピックを開催するからである。当局はその「安定」と「調和」のイメージを表現する為に異論の声に対する抑圧を段階的に強めてきた。このことで、人権侵害とオリンピックの準備においての犯されている人権侵害を含む構図の裏面に注意を引きたいと思っている人々の拘束と収監の結果がもたらされた。」

6月、東トルキスタンへの聖火の到来を2,3ヵ月後に控え、何千人ものウイグル人が拘束され20人がオリンピックに関連した容疑で死刑を宣告された。聖火がウルムチとカシュガルに到来した時、聖火リレーは非常に厳しい保安体制の下で行われ、それは自動車の公安による検問、狙撃兵、居住者は窓を閉めて屋内にとどまるようにとの警告などを含んでいた。

オリンピック大会期間は、それ自体多くの人権侵害、なかでも北京に住む二人の老市民が労働改造所での1年の再教育を宣告されたことなど、が目撃された。
その二人の女性は中国政府がオリンピック期間中に用意した「抗議ゾーン」の3つのうちの1つで抗議活動の許可を申請したという理由で厳しい判決を受けたのである。

ウイグル人権プロジェクトは信頼できる情報筋から、全てのコルラ市の非居住者ウイグル人が拘束され、北京オリンピックの終了後に解放される予定であるという報告を受けた、そのコルラ市の非居住者ウイグル人の拘束は8月10日にクチャで起こった襲撃の後に始まった。

在米ウイグル人協会(UAA)は断固としてクチャとヤマンヤにおける他の襲撃を非難する、ヤマンヤでの襲撃はオリンピック期間中8月4日にカシュガルでの攻撃と並行して起こった。
オリンピック期間中に発せられた声明で、ウイグル解放運動の指導者、ラビア・カーディルさんは

「私たちの組織と、世界中の大多数のウイグル人の最終目的は、東トルキスタンにおけるウイグル人が直面する諸問題を平和的に解決することです。」

「私たちは非暴力の原則と、自由、民主、人権を平和的手段で推進することを呼びかけます。」

と、述べた。

オリンピックが終了して、中国が世界の注目から離れている今、UAA(在米ウイグル人協会)は中国政府が人権侵害を続けまた更に強化することを恐れる。UAAは中国政府が東トルキスタンにおける「生きるか死ぬかの闘争(中国語では文字通り『おまえは死に、私は生きる、Ni死我活闘争』)」を脅しながら貫徹するであろうということを確信している。8月15日に発表された記事では北京の外交筋は「増強された軍事行動が24日にオリンピック終了後即時に始まるであろう」ことを期待しているという。

世界ウイグル会議は東トルキスタンにおいて抑圧行動の段階が既に上がっていると言明している、全東トルキスタンで500人のウイグル人の拘束と共にである。そのうちの100人はカシュガル市で拘束された。

中国政府はオリンピック大会をその世界的な勢力としての重要性を誇示し、また経済的な勢力としての進歩を陳列するための手段として用いた。しかしながら責任ある世界的なステークホルダーとなるためには中国政府は中国の市民の人権を尊重するべきである、中国がオリンピック前に言ったように。
加えて、中国政府は東トルキスタンにおける民主的な政治改革をはじめるべきである、ウイグル人を政治的工程に導くように。UAAは国際社会に中国における人権問題の監視を続けていくように求める、特に東トルキスタンにおける出来事に関してである。
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