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引越しいたします。

ウルムチ12階建て商業ビル火災、22時間で鎮火、死者5人に

2008-01-06 22:42:22 | ニュース

1月4日 エクスプロア広州
http://www2.explore.ne.jp/news/article.php?id=8042&r=gz

Doowinfire2  2日夜8時ごろ、ウルムチ市の徳匯国際広場で火災が発生した。このビルは日用品や子供服などのテナント2000店余りが入居する巨大な卸売り百貨店で、火は隣のホテルにまで瞬く間に燃え広まった。

 火災発生後、ビルの中にいた数千人の人は一斉に避難し、84台の消防車と1300人を超える消防隊員や兵士による消火活動が行われたが、火の勢いは激しく、火災発生から約22時間後にようやく鎮火した。この消火活動の中で3人の兵士が死亡し、ビルの関係者が2名行方不明になっている。焼失した面積は65000平米で、被害に遭ったテナントは1046件に上る。ビルは現在骨組みが倒壊する恐れが出ている。
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消火活動に手間取った原因について新疆武警消防隊は、ビルの構造が複雑だったこと、ビルの中には大量のおもちゃや電気製品、服飾品などの可燃物があり有毒ガスが多く発生していたこと、氷点下20度の気温の中で消防車のポンプが破裂したり水が凍ったりして消火活動がスムーズに行かなかったこと、路面や消防服が凍り消防隊員がすばやく動けなかったことなどを挙げている。

 今回火災が発生したこのビルは、過去に2度消防法違反で処罰を受けていた。

中国経済報によれば、焼死した二人の死体が発見され、死者の数は5人に増加した。

http://en.ce.cn/National/Local/200801/06/t20080106_14128742.shtml

高度成長する新疆経済のゆがみが出たというべきか、火災の原因は不明らしいが発生場所はホウキ売り場ということで確かに燃えやすい商品である。
ビル管理企業の防火意識、保険制度の周知度が低かったということが各紙で語られている。

新疆ウイグル自治区の大型商業施設は防火体制の不備に対して何度も警告を受けていたようだ。一昨年の2006年にはラビアさんのRebiya Soda Salay(ラビアデパート)も防火体制に不備があると消防当局から命令を出されている。しかしこれはラビアさんの米国での人権運動活動に対する嫌がらせであると思われている。
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20060514

そのときは多くの他のデパートも警告を受けていた。徳匯国際広場がその中に入っていたかどうかはわからない。

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