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引越しいたします。

国連「拷問」調査官ノワク氏新疆訪問へ

2005-11-30 00:07:46 | ニュース
9月の国連人権高等弁務官の中国訪問に続いてこのたび「拷問」調査官が中国を訪れるという。http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20050904
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BBC11月22日http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/4458458.stm
「拷問」に関する国連の特使は中国ではいまだ拷問は実施されている、と語った。
マンフレッド・ノワクはBBCに対して収監者を所見し拷問の訴えを調査する自由を約束されていると話した。
ノワク氏は約2週間を新疆、チベット、北京で過すであろう。
中国は拷問を1996年に不法化しているが人権団体は自白を引き出すのにいまだに行われていると報告している。
ノワク氏の訪問は10年にもわたる何回もの中国への要請に従うものである。
ノワク氏は彼の勧告が変化をもたらすものと確信すると語っている。
彼は中国が監獄を抜き打ちで訪れ、拘束者とプライベートな面接を行える自由を許されたことに対して「感謝している」と言った。
「これは政府の政策の解放であろうと私はみている。」彼は言う。
「通常の捜査手続きの中で拷問が広く行われていることが知られるようになっている。」
ノワク氏は、ある人が殺人で死刑を宣告されたが、その事件の犠牲者がいまだ生きていることが後に発見されていて、拷問が自白を引き出す手段として使われている証明となっている、と最近の事例を引いた。
ノワク氏は北京に対して実際的な勧告を行う、とし彼はその勧告が実行されると確信している。

中国国際放送11月29日外務省スポークスマン劉啓超はノワク氏の訪問は「スムーズ」に行くと述べている。

よく聞く話だが、まったく信じられない実態。中国はシャンシャンとうまくやるつもりだろうか。

追記
ノワク特別調査官はこれに先立って(イラク、アフガン戦争の”捕虜”を収容している)グアンタナモ基地の視察も計画したが、アメリカ側と折り合いつかずに中止になったという。中国としてはしてやったりであろう。アメリカが拒否している人権の特別調査官を受け入れるといのだから、調査結果が注目されるところである。
ブログ ニュースウォッチ 国際情勢版より。