【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

小沢一郎氏、午後7時から地方議員と国会内で懇談 毅然と欠席してほしい

2013年01月01日 00時00分00秒 | 第175臨時国会(2010年7月)ねじれ
 小沢一郎氏がきょう7日午後7時から民主党所属の自治体議員(地方議員)を衆議院第一議員会館10階に呼び出し、懇談することが分かりました。民主党代表選は、地方議員も郵便投票(11日必着)の対象で、すでに投票済みが半数を超えている、と思われます。このタイミングでの呼び出しは、地方議員に党員・サポーターへの呼び掛け、あるいは地方議員から衆院議員への突き上げを狙っているのでしょうが、効果は限定的で、いよいよ小沢陣営が追い込まれてきた可能性が高くなっています。

 代表選終盤に向けて、菅さんはひきしめ、小沢陣営はしめつけを強化しており、異様な緊張感に包まれています。この代表選で菅総理が再選し、向こう2年間の任期を得ないと、民主党はどういうことになるか、長期的な視点が地方議員に求められます。基本的には欠席がベストです。

 小沢一郎さんに近づくとろくなことはありません。役職者なら別ですが、今は党・政府の役職を持っていないんですから、会う必要はまったくありません。小沢氏に近づくと、必ず最後は不幸になります。私は何人もそういう人を見てきました。これはネガティブ・キャンペーンではありません。地方議員さん、あなたの人生を思って書いているんです。

 苦しいですが、小沢一郎さんをここで歴史の舞台から退場させないと日本は前に進めません。新進党を解党した男に日本を任せられるはずがありません。「小沢卒業」という歴史的必然に向けて、協力していきましょう。地方議員のみなさん、少なくとも都市部選出のみなさんは、有権者全員が味方だと思ってください。大丈夫です。

 心配ないからね。必ず最後に菅は勝つ。


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