【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

それから18年、岡田克也、最大野党を「解党せず!」 民主党と維新の党統一会派で妥協

2015年12月07日 14時25分00秒 | 岡田克也、旅の途中

 民主党の岡田克也代表と、維新の党の松野頼久代表は平成27年2015年12月7日(月)の党首会談で、来月4日召集(予定)の通常国会で統一会派を組むことにしました。

 これにより、一部勢力から出ていた「最大野党(民主党)解党論」は完全に鎮圧して年を越すことになりました。

 あれから18年の年が過ぎました。

 日本のいちばん寒い日、新進党解党。

 小沢一郎(悪魔一郎)による解党の暴挙に敢然と立ち向かった、岡田克也代議士は当時44歳。私(筆者)は23歳でした。

 それから18年。私は41歳になりました。


[写真]民主党の岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表、ことし7月、国会内、筆者宮崎信行撮影。


 それから、18年・・・ちょっと歳取ったかな(苦笑)

 そして、岡田克也青年代議士は、立場が代わり、最大野党党首になりました。

 悪魔一郎が党内派閥「公友会」などから迫られた解党論を抑えながら11月の党首選で再選したのに、キレて、解党してしまった、日本のいちばん寒い日。私も一人の有権者として責任があります。私は18年経った今でも、あるいは「財政ファイナンス不況」の昨今、悪魔一郎のことを正直な偽らざる心情として、「殺してやりたい」と思っています。

 責任野党の最大の使命とは、解党しないで、年を越すことです。

 私がよく、悪魔一郎が新進党を解党しなければ政権交代できた状況証拠にあげる、拓銀破たん。それから18年が経ち、札幌ではついに人形が観光大使になったようです。バブル期の俺たちひょうきん族も予想しなかった近未来。これに背筋が凍らないのかねえ、日本の大人たちは。

 それから18年の時が過ぎ、岡田克也先生が、最大野党の党首として、解党しないという選択をしました。


このエントリー記事の本文は以上です。
(C)宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki
(http://miyazakinobuyuki.net/)

[お知らせはじめ]

この無料ブログ(goo)のほかに、有料版の宮崎信行の今後の政治日程(有料版)レジまぐ)を発行しています。購読料は、月864円(税込)。購読方法は「レジまぐ」(メディア・インデックス社)まで。

「国会傍聴取材支援基金」で、日本唯一の国会傍聴ブログにご協力ください。


「国会傍聴取材支援基金」の創設とご協力のお願い

郵便局(ゆうちょ銀行)の口座から、毎月自動送金できます。手数料毎月123円です。通帳、印鑑、名前を確認できるものの3点セットで、郵便局の窓口でお手続きください。


このブログは次の下のウェブサイトを活用して、エントリー(記事)を作成しています。


衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)

参議院インターネット審議中継

国会会議録検索システム(国立国会図書館ウェブサイト)

衆議院議案(衆議院ウェブサイト


今国会情報(参議院ウェブサイト)

各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク)


予算書・決算書データベース(財務省ウェブサイト)

民主党ニュース(民主党ウェブサイト)


goo 政治ニュース

インターネット版官報

[お知らせおわり]



最新の画像もっと見る

コメントを投稿