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ニュースサイト 宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

参院予算委 峰崎直樹さん、「プライマリーバランス10年とか遅れる」との経財相の答弁引き出す

2009年05月20日 16時08分31秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ

 参院予算委で20日午後2時54分、麻生首相(自民党総裁)が暴言を吐きました。これは国際問題になりかねない失言であり、委員会中に訂正すべきです。報道にのる前に何とか自浄作用をしなければなりません。

 これは①ドイツ国家社会主義、②ロシアのスターリニズム、そして、③アメリカのニューディールを戦中の3つの並び立つ思想だ、という趣旨の発言をしました。このうち①を相対化した発言は欧米社会では許されない発言です。

 すばやく自浄作用をしなければ、日本はますます孤立します。

 関係ないかもありませんが、新しい駐日米大使は、大統領選の論功行賞の弁護士が内定し、上院にかかります。駐中国大使は先週、内定しています。

【追記 同日午後4時】
 まったく別の話ですが、峰崎直樹・予算委筆頭理事は「2011年度を目標としてきたプライマリーバランス(国予算の収支トントン)の達成は、7年とか8年とか10年遅れる」として、与謝野経財相の答弁を引き出しました。プライマリーバランスは10年程度遅れるとの認識が議事録に残ります。午後3時55分頃です。民主党らの連立政権の世直しが茨(イバラ)の道であることを覚悟しなければならない答弁ともいえます。


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