ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

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民主党7奉行が久しぶりのそろい踏み

2009年12月10日 23時34分31秒 | 第174常会(2010年1~6月)空転政治主導
[写真]民主党7奉行。写真左上から時計回りに、渡部恒三(後見人)、玄葉光一郎、仙谷由人、前原誠司、枝野幸男、樽床伸二、野田佳彦、岡田克也の各衆院議員。

 報道によると、元衆議院副議長の渡部恒三さんが主催する民主党7奉行の会合が都内で10日開かれたそうです。

 竹下派7奉行(羽田孜、渡部恒三、小沢一郎、奥田敬和、橋本龍太郎、小渕恵三、梶山静六)にあやかって、恒三さんが人選し、名付けたのが「民主7奉行」です。

 メンバーは
 玄葉光一郎(衆院・財務金融委員長)
 岡田克也(外相)
 野田佳彦(財務副大臣)
 前原誠司(国交相)
 仙谷由人(行政刷新担当相)
 枝野幸男(行政刷新会議事業仕分け統括)
 樽床伸二(衆院・環境委員長)

 の7衆院議員です。

 
 恒三さんは「彼らが政治の中枢で頑張っているのは、自分の息子が立派になってくれたみたいなうれしい気持ちでいっぱいだ」と本音を漏らしたそうです。

 このうち、樽床さんは郵政解散から政権交代選挙までの4年間浪人していましたから、久しぶりの7奉行そろい踏みということになります。

 党内グループ「凌雲会」というのがあり、これは仙谷代表者、枝野会計責任者が前原元代表を支える政治団体(総務相届け出済み)です。この3幹部が集まったことになります。また、7奉行のうち、野田、樽床、玄葉、前原の4人は松下政経塾出身者です。

 小沢一郎幹事長の訪中について問われると、恒三さんは「知らなかった」と報道陣に答えたそうです。

 鬼の居ぬ間に、次を見すえる。やれやれ、与党は大変ですが、現時点では、小沢さんを中心に民主党が回っていることは間違いなさそうです。小沢さんは、やることが極端です。もう少し分別をわきまえるべきです。

 私たち民主党支持者も、小沢にガツンと言ってやる必要があると考えています。年末年始は、国会議員(総支部長)も地元に帰りますから、しっかりと意見をしていただきたいと存じます。

時事ドットコム:渡部氏と岡田氏ら7奉行が会合=小沢氏訪中「知らねえな」

渡部氏と岡田氏ら7奉行が会合=小沢氏訪中「知らねえな」
 民主党の渡部恒三元衆院副議長と、岡田克也外相、前原誠司国土交通相ら中堅7人が10日夜、都内の日本料理店で会談した。7人は渡部氏が「民主党7奉行」と呼ぶ同党中堅のリーダー格で、いずれも小沢一郎幹事長とは距離があるとみられている。小沢氏が中国を訪問し日本にいない時期の会合だけに、憶測を呼びそうだ。
 出席したのは、ほかに仙谷由人行政刷新担当相、野田佳彦財務副大臣、枝野幸男元政調会長、玄葉光一郎衆院財務金融委員長、樽床伸二衆院環境委員長で、渡部氏と7人の会合は政権交代後初めて。

 会合後、渡部氏は記者団に「(7人の)息子が立派になったようで、うれしい」と強調。「(鳩山政権を)みんなで守っていかなければならない」と上機嫌で語ったが、小沢氏の訪中については「そんなの知らねえな」と述べるにとどめた。


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