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ニュースサイト 宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

あす(12/22)は恒例の衆参農林水産委員会「畜産価格維持の決議」、竹中平蔵・内閣府規制改革特区会議も議論に

2021年12月21日 17時19分51秒 | 第207回臨時国会 2021年12月
[写真]金子原二郎農相、2021年9月、自民党大会ホテルで宮崎信行撮影。

 第207回臨時国会は閉幕しましたが、あす令和3年2021年12月22日(水)は毎年恒例の、衆議院農林水産委員会、参議院農林水産委員会の閉会中審査があり、「畜産価格安定を求める決議」を農林族が与野党一致で採択することになります。

 決議に先立ち、衆参とも2時間半程度、金子農相に質問。一年前は吉川元農相とアキタフーズの問題がありましたが、事務次官は生き延び、ことし4月から「農水省畜産局」と昇格。さらに森山裕さんが「森山派会長」となり、畜産行政はさらに加速します。

 半年ほど質疑がないことから、コメ価格の安定、内閣府規制改革特区の新メンバーでも議論が続く、ホクレンなど生乳流通の中間団体、農地所有法人の特区の延長や出資者制限の規制改革などをめぐって、質問項目は多岐にわたりそうです。

 2014年頃の「TPP国内実施法」と野党議員立法「農業者戸別所得法案」をめぐり、衆参農林水産委員会は対決色が強くなりましたが、農政をめぐる主戦場は内閣府の規制改革会議に移っていることから、参院選に向けた与野党対決は限定的だと予想されます。

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Ⓒ2021年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。



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