【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

月曜朝報告を待たずに、秋本芳徳情報流通行政局長が更迭、旧郵政で1期先輩の「吉田博史」局長に、元「地上放送課長」なので衛星放送は薄いか

2021年02月19日 12時55分12秒 | 霞が関人事
[写真]公園である「衆議院前庭」から見た総務省、きょねん2020年、宮崎信行撮影。

 武田総務大臣は、きょうの閣議で、秋本芳徳・情報流通行政局長(昭和63年東大法学部卒・旧郵政省入省)を官房付に更迭。後任に、秋本さんの1期先輩にあたり、官房の総括審議官だった吉田博史さんを起用しました。吉田さんは、昭和62年東大法学部卒、旧郵政省入省。きょねん7月から、原邦彰官房長(昭和63年東大法学部卒自治省)の下で、総括審議官におさまっていましたが、急きょ、局長に起用されました。吉田さんは、元地上放送課長。地デジ移行前後に同課長をしており、衛星放送との関係は薄いのかもしれません。吉田さんは、山田真貴子・内閣広報官・元情報流通行政局長・元安倍首相事務秘書官の配偶者のようです。

 湯本博信・大臣官房審議官(平成2年旧郵政省)も官房付となりました。

 谷脇康彦総務審議官(昭和59年旧郵政省)、吉田眞人総務審議官(昭和60年旧郵政省)らも含めた4人の調査結果は月曜日朝(2/22)に提出される見通し。ですから、その前の金曜日に更迭してしまうのは少し変な話ですが、野党が吊るしていた「特例公債法案」の審議入りが午後1時に迫っており、更迭のタイミングがきょうとなったようです。

 立憲民主党代議士会で、原口一博・国会対策委員長代行は、「月曜日に呼ばれる4人は全員、私が大臣のときの課長だ。大変優秀で、国際的に活躍する人などもいて、このようになって残念だ。なぜ彼らは変わってしまったのか。しかし、自民党政権で変わってしまったこもとある」とポジショントークを交えながら「大臣の首を取ってほしい」と閣僚の責任追及を加速するよう、予算委員らにはっぱをかけました。

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