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ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。

茨城県医師会会長が民主党の2連ポスターに登場!

2009年04月20日 05時01分18秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

[写真]写真はイメージ。現物のポスターの写真が手に入れば差し替えます。悪ふざけごめんなさい、原中先生。

 私たちはまちがいなく、歴史の大きな変わり目にいます。

 ちょっと手が震えるほどのニュースです。

 4月16日付茨城新聞によると、茨城県医師会の原中勝征会長が民主党総支部長との2連ポスターに登場することになりました。

 民主党への単独推薦を取り付けたお手柄の新人、茨城1区の福島伸享(福島のぶゆき)さんのほか、日立製作所の働く仲間の支援で、茨城県唯一の民主党の議席を守り続けている茨城5区の大畠章宏ネクスト金融担当大臣ら7総支部長との2連です。

 候補予定者と支持団体会長の2連ポスターは初耳です。「茨城県医師会が民主党を単独推薦」のエントリーを書いた時にいただいたコメントを読んで、お医者さんは本当に尊敬されている。オピニオン・リーダーだということです。大畠さん以外の6選挙区では勝てなかった民主党が躍進できそうです。

 一方、厚生族のお株を奪われた格好の茨城6区の自民党の丹羽元厚相(当選10回)は女性の茨城県歯科医師会会長との2連ポスターを貼っているそうです。これが自民党お得意の「しめつけ」です。みなさん、こういうことをするのが自民党なんですよ! インチキ政党=自民党の本性見たり。地元のみなさんは心労を感じているでしょうが、この際、勇気を持って自民党を退治するよい機会です。みんなで気苦労がたえない歯科医師会長さんを救いましょう!

 注目選挙区の茨城1区、福島のぶゆきさんについて。茨城1区は県都・水戸市が入っていますが、隣の筑西市が大きいので、「1区」にしては面積の広い選挙区です。現職の赤城元農相が祖父の代から筑西市を地盤にしているため、同市を手堅くまとめ、水戸市の浮動票をまとめるという手法で赤城さんが勝ち続けてきました。ところが、19日投開票の筑西市長選は自公推薦の現職が落選しています。半年前の情勢分析では福島のぶゆきさんは民主党調査で「-3・3%~-2・1%」と迫っています。自民党調査では「福島さんがリード」となっていますが、これは民主党を油断させるための自民党のデマでしょう。

 茨城県では3区の元職、小泉俊明さんも優勢で、全選挙区が当選可能圏内(300選挙区中200位以内)に入っています。自民党現職は赤城元農相、額賀元財務相、丹羽元厚相、中村元建設相(無所属)のほか、梶山元官房長官の息子ら大物揃い。東京政治部の記者にとっては驚きの結果がでそうな気配があります。とはいえ7選挙区全勝には、もう一押し、もう二押し必要です。

 原中先生はすばらしい先生です、現代の“赤ひげ”です。福島さんを通して原中先生のインタビューもお願いしたいと思っています。

 誰になんといわれようと、信念を貫かねばならない時が人生にはあります。

【茨城新聞】衆院選PRポスターに県医師連委員長 民主県連が起用
2009/04/16(木) 本紙朝刊 県内総合 A版 20頁

 次期衆院選で、民主党県連(大畠章宏代表)は15日までに、政党PR用のポスターに県医師連盟の原中勝征委員長を起用することを決めた。同県連がポスターに支持団体の代表を起用するのは異例。同連盟は従来自民党支持だが、今回は後期高齢者医療制度に反対する民主党の県内全候補を推薦している。
 ポスターは各区の立候補予定者と原中委員長の写真を組み合わせ、政党PR用のいわゆる「二連ポスター」として作製。今月中にも医療機関などに掲示する方針。
 衆院議員の9月の任期満了まで半年を切ったことから、立候補予定者の個人ポスターの掲示は公選法で禁止され、政党ポスターの掲示に限られる。

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【過去のエントリーから】

茨城県医師会が民主党の候補者全員を応援 原中会長が県庁で発表

 茨城県医師連盟委員長で茨城県医師会長の原中勝征さんは17日、県庁で記者会見し、次の衆院選で、「県内の7選挙区すべてで民主党候補を推薦する」と発表しました。

 原中さんは、「後期高齢者医療制度は、社会保障制度とは到底言えない政策だ。制度に反対を表明している民主党を全力で応援する」と述べました。

 「連盟」には1350人の医師が加入していて、全員が自民党員だということです。連盟によると、県内の立候補予定者を対象に、社会保障政策に関するアンケート調査を8月に実施。その結果を踏まえ、12日に開いた幹部会で民主党を推薦する方針を決定した。

 「自民党を支持すべきだ」との意見は一切出なかったそうです。

 茨城県医師会のウェブサイトによると、同会は19世紀創立(1899年)の名門で、医師会としては、2,600人の会員がいます。

 原中会長は「あいさつ」で「私たちの活動は、常に県民が元気で長生きするためのお手伝いをすることをモットーとしております」と強調。

 「崩壊している救急医療(産科・小児科救急)」、「どのような時も患者さんが困らないための医療連携の構築」などを県庁と「一緒になって改善の努力をしている」そうです。

 医師会-自治体-国政府との連携を考える上でのベスト・チョイス。茨城県医師会は“現代の赤ひげ”と言えるのではないでしょうか。

 茨城県内7選挙区は民主党の第1次公認候補(予定者)は3人にとどまっていますが、2次公認をめざす人にとっても風が吹いてきたのではないでしょうか。

 茨城のベストチョイスは、他の医師会にも波及しそうです。

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