【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【医師会が民主党支援】福島伸享さんに聞く 茨城1区

2008年09月14日 13時06分40秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 前のエントリー「◎茨城県医師会が民主党支援へ 赤城元農相の不支持決定、丹羽元厚相らも検討 朝日新聞」を受けて、

 民主党茨城1区公認候補(予定者)の福島伸享(ふくしま・のぶゆき)さんに緊急インタビューしました。

 茨城県医師会の政治団体「茨城県医師連盟」が福島さんだけ先行して推薦を決めた旨、朝日新聞の記事にありました。私の「党というよりも福島さん個人として医師会に接触していたのか?」との問いには福島さんは「その通りです」。

 福島さんは県下随一の名門高校に通っていましたので、以前から後援会には複数の医師が名を連ねていたそうです。これまでは各々が、個人ベースで応援していましたが、医師会への働きかけで、初めて組織決定取り付けに成功したそうです。

 “後期高齢者”医療制度に対する反感から「民主党バス」に乗り換えようというムードの高まりが決定を後押ししたほか、対抗馬の赤城元農相の不祥事も微妙な影を落としたもようです。

 まずは自分から相手の懐に飛び込んでいった気構えが、民主党への追い風に乗り功を奏し、さらに党全体へ風を呼び込む--といった格好になっているように感じられます。

 朝日の記事にもありますが、17日にも医師会が記者会見し、民主党県連への支援の方針を正式発表する予定です。ちなみに福島さんの近い親戚には医師はいないそうです。

 福島さんは「同級生をはじめ20代・30代の勤務医たちは『医療崩壊』でヒーヒー言っていますよ。何とか救い出したいです」と勤務医の“救出”にも乗り出す構えです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿