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宮崎信行の国会傍聴記 ニュースサイト

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

前原誠司代表が政党・「教育無償化を実現する会」を1時間後に発表、嘉田由紀子副代表・徳永久志幹事長・斎藤アレックス政調会長・鈴木敦国対委員長の5名で「教育無償化を実現する会」

2023年11月30日 15時15分21秒 | 第212回秋の臨時国会 2023年秋
[写真]前原誠司衆議院議員、6年前の2017年8月、都内で、宮崎信行撮影。

 前原誠司衆議院議員は、きょう令和5年2023年11月30日(木)午後4時ごろから記者会見し、国会議員5名の新党「教育無償化を実現する会」を結党すると発表する公算となりました。

 前原誠司代表、嘉田由紀子副代表、徳永久志幹事長、斎藤アレックス政務調査会長、鈴木敦国対委員長の5名となる見通し。

[追記 16:05]記者会見の司会は「事務局の相原です」と語り、松下政経塾7期(前原は8期)で「川崎市麻生区」で無所属(かつての通称「松沢党」)で7選しながら、4月9日に僅差で落選した相原高広・前県議だと思われます。[追記終わり]

 宮崎県下の民間労働組合の支持を受ける若手1期生衆議院議員の名前が噂ででましたが、その噂は消えたと思われます。また、小選挙区連続当選の古川元久さんも玉木雄一郎代表に不満を持っているとの噂もありましたが、参加しないことが確定的。

 綱領は「オール・フォー・オール」など5本柱となる見通し。

 前原、徳永、斎藤各氏は、比例近畿ブロック立候補者で、立憲公認の徳永、国民公認の斎藤両氏も「党員」となる見通し。

 滋賀の嘉田さんは参議院議員で残り任期5年近く。

 鈴木敦議員は比例南関東で川崎市に事務所を構えます。

 分党分派でなく、新党となると思われます。財産分割はないものの、早ければ来年4月20日にも最初の政党交付金を受けられる見通し。それまでは前原後援会などで運転できるものと推測されます。

 国民民主党は玉木雄一郎代表や、伊藤孝恵幹部が、首都圏の女性・男性の候補予定者や初当選区議らの切り崩しを警戒して確認に追われることになりそう。

 衆参ねじれの2008年の渡辺秀央、松下新平良参議院議員ら4参議院議員の「改革クラブ」を裏で策動した麻生太郎自民党副総裁・森英介自民党労政局長らが黒幕の一部であることは間違いないとはいえ、あくまでも自公で衆参単独過半数なので、きのう成立した補正予算で見せた「国民トリガー」「維新万博」の切り崩し工作の一環に過ぎず、たんに四分五裂して第50回衆院選で自民党に有利になってくれたらいいという感覚であるという推測ができそうです。

 以上です。

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