
岡田克也さんは2013年7月4日(木)、三重の県都・津で、高橋千秋候補の選挙対策本部長として、第23回参院選の第一声を上げました。
岡田さんは与党・民主党幹事長時代に、補充入閣者で空席になった民主党広報委員長に高橋千秋さんを充てるなど、インターネット選挙運動解禁によるオープンかつ身軽な政治を二人三脚で進めてきたこともあり、このもようは、USTREAM(ユーストリーム)を通じて中継されました。
<岡田克也・選対本部長「今度の参院選で大きく自民党が勝てば暴走が止まらなくなる>
岡田さんは高橋千秋選対として「悔いのないたたかいを、力を合わせてがんばっていこうじゃありませんか」と呼びかけました。
そして、2つの3党合意(昨年6月の社会保障と税、昨年11月の衆院定数削減)に言及。定数3党合意は「先の通常国会で(自民党の)マニフェストにもあるのに、やります、と言った安倍さんが議論することすらしませんでした」と批判。社保・税は「私が担当大臣としてやり残した(年金制度の将来像の設計という)大きな課題として、(3党が)一緒につくった(内閣府の社会保障制度改革推進)国民会議で議論することを自民党は軽んじています」と批判。「巨大与党がやりたいことをやることに歯止めをかける選挙です」「今度の参院選で大きく自民党が勝つようなことがあれば、ますます自民党の暴走が止まらなくなります」と警鐘をならしました。
「自民党が行き詰まったときに(政権を)かわる政党はどこなのか。それは民主党しかありません」とし、「いろいろな政権時代の批判に耳を傾けながら、本当にこの国の政治を変えていくのは民主党だ」とし、「私たち民主党は政権で、苦しい中、一つ一つ変えてきました。しかし、自民党政権は、公共事業のバラマキや金融緩和だけして、本当の改革を先送りしている」と語りました。
「(6年前の)安倍政権のときに、(当時はイラク戦争勝利の後でリーマンショックの前の)アメリカのバブルだったときに、社会保障制度改革や財政改革をしていたら今頃どうなったでしょうか」とし、安倍首相本人に国の岩盤を改革する姿勢がないことを指摘。「三重県をよく知る、高橋千秋さんをぜひ、国会に(再び)送り出して欲しい。この選挙戦力をあわせてがんばっていきましょう」と締めくくりました。
<非改選の芝博一・参院議員「ねじれが解消すると数の論理ですべての法案を押し通す」>
岡田さんに続いてマイクを持った非改選の参院議員、芝博一さんは、今回は自身が候補者でない立場から「私たち国民にとって、この選挙は大事な大事な分水嶺だ」と切り出しました。参院会派「民主党・新緑風会」の国対副委員長や参議院対策の首相補佐官・官房副長官をつとめた実績を踏まえて、「安倍自民党は地方ではなく、特定の団体や企業を向いている。自民党が過半数や3分の2をとると、数の論理ですべての法案を押し通す」と予言し、危機感の共有をうながしました。
<新政みえの三谷哲央代表「一括交付金はひもつき補助金に戻った」>
三重県議会最大会派「新政みえ」代表で、前県議会議長の三谷哲央(みたに・てつお)県議は「民主党政権がすすめて一括交付金(地域自主戦略交付金)は、(自民党政権で)ひも付き補助金に戻りました。あらためて、地方分権、地域主権をすすめていく選挙にしなければならない」と定義。「新政みえ24名が一丸となって、その先陣になってたたかっていきたい」と決意しました。
<連合三重の土森弘和会長「心の中のオンリーワンではダメなんです。ナンバーワンでないとこの選挙は勝てない」>
連合三重の土森弘和(つちもり・ひろかず)会長は、「働く者を代表して、高橋候補応援のマイクを持たせていただきました」とあいさつ。「安倍政権で働く者の雇用・労働を守られているでしょうか。このことを今一度、家族で話し合って、この選挙に臨んでいただきたい」と呼びかけました。
「私たち連合は、働くことで安心社会をつくろうと、(補選初当選以来)13年間、ずっと高橋さんとやってきました。高橋さん生活者中心主義は一度もぶれたことがありません」と証言。「みなさんのなかで、高橋さんが心の中ではオンリーワン、という人もいるかもしれませんが、それではダメなんです。高橋千秋をナンバーワンにしないとこの選挙は勝てないんです」として、定数1小選挙区を勝ち抜くために、具体的に働きかけてくれるようにお願いしました。
<高橋千秋候補「三重で私が当選することが日本再生につながる」>
高橋千秋候補は、まず「13年間、本当に地道に支えていただいた三重県のみなさんに感謝申し上げます」とし、「浪人中も含めて16年間、三重県をコツコツと歩く活動を続けてまいりました」「マスコミに出るような一部の方を除いて、多くの方々が本当に地道に生活を送っている方々ばかりです」と話しました。
「これからの17日間の選挙戦、一つ一つお訴えしていきますけれども」と前置き。そのうえで、第一声の現場にかけつけた聴衆にオピニオン・リーダーとして「三重県民のそれぞれの方にみなさんが、一人一人の三重県民のみなさんにお伝えいただけませんでしょうか」と働きかけをお願いし、「三重で、私・高橋千秋が当選することがもう一度日本を再生することにつながります」と短くも強烈なメッセージを発信しました。
この後、ご当地、津市に関するエピソードを披露した後で、「私は一生懸命がんばってまいります。ぜひ7月21日(日)にはみんなで万歳できるようお願い申し上げて出陣のごあいさつとさせていただきます」と締めくくりました。
高橋千秋当選ガンバロー!!!
日本の政権交代ある政治の未来がかかっているのが、今回の三重選挙区です。
以上。
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