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宮崎信行の国会傍聴記 ニュースサイト

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

「民・希新党岡田氏ら焦点、参加可否が議員数を左右」との報道→岡田克也さん「国会質問が忙しい」とけむに巻く

2018年04月04日 18時50分26秒 | 岡田克也、旅の途中

 希望の党(玉木雄一郎代表)と民進党(大塚耕平代表)が新党協議会をつくることで合意したようです。

 きょう2018年4月4日付の読売新聞4面は「岡田氏らの判断次第で、新党に参加する議員の数も左右されそうだ」と報じました。これとは別の視点で、朝日新聞は、第48回衆院選後の資産公開で、民主党代議士の平均が1351万円だったのに、今の任期の民進党が平均2502万円、立民が1946万円、希望の党が1056万円と旗幟鮮明になったという記事も載せました。

 私も衆議院小選挙区勝ち上がりの猛者からも「自分は共産党さんの調整が無いと小選挙区で勝ち上がれないが、そういうことだけではなく、岡田首相を実現したいので、岡田先生についていく」、参議院のかなり大きい組織の現職からも「組織のためもあるが、政権交代ある二大政党政治をしたいので、岡田先生についていく」、地方議員からもいろいろ、岡田先生についていくということを言われております。

 20年前の新党協議会は、細川護熙元首相が、民主党菅直人代表、民政党羽田孜党首、新党友愛中野寛成代表、民主改革連合の笹野貞子会派代表の4人と、個別に会談したり、平日昼にキャピタル東京ホテルの会議室をおさえたり、しながら、ていねいに4代表共同署名へと持って行ったものです。その記者会見では、「で、新しい民主党の代表には、細川さんが就くんですね?」という質問を受けながらも、議員辞職してしまうという驚きの展開となりました。その後、20年間、民主党は存続し、政権も3年3か月担いました。

 今回は細川さんにあたる人がいませんから、五里霧中。

 そんななか、岡田さんはメルマガなどを発信。

「私は、外務委員会の他、倫理選挙特別委員会(倫選特)、東日本大震災復興特別委員会(復興特)の計3つの委員会に所属しています。衆院会派「無所属の会」は、総勢14名ですので、各委員会1名が原則で、結構、質問の機会が回ってきます。私の場合は、外務委員会が毎週水曜と金曜に開催されるので、週2回のペースで質疑をしないといけません」

 とし、

「議論の具体的中身は、私のホームページで「国会会議録」のところに載っていますので、是非ご覧いただきたいと思います。国会の議事録というのは、後に残るものです。忙しいですが、準備をしつつ、これからもしっかりとした議論を進めていきたいと思います」

 と煙に巻きました。

[2018年4月4日付かつやNEWSから引用はじめ]

連日の国会質問─後世に残る議事録、忙しいがしっかり準備して臨む

予算が成立して、国会は各委員会で各法案、条約の審議に入っています。
私は、外務委員会の他、倫理選挙特別委員会(倫選特)、東日本大震災復
興特別委員会(復興特)の計3つの委員会に所属しています。

衆院会派「無所属の会」は、総勢14名ですので、各委員会1名が原則で、
結構、質問の機会が回ってきます。私の場合は、外務委員会が毎週水曜と
金曜に開催されるので、週2回のペースで質疑をしないといけません。今
日などは、外務委員会の30分の質疑の後、倫選特で福島県議選選挙区特
例法案の審議があり、ここでも質疑をしました。党代表の時は、予算委員
会や党首討論がありましたが、委員会でこれだけ頻繁に質疑するというの
は久し振りのことで、準備も含めて結構大変な状況です。

外務委員会では、核の問題や北朝鮮の問題を中心に、かなり詰めた議論を
河野大臣との間で行っています。ただ、大臣の答弁は、同じ答弁を何回も
繰り返すなど、大臣になる前の河野さんのイメージとは全く違う対応で、
非常に残念に思っていますが、質問回数が多いこともあって、かなりしっ
かりとした、中身の濃い質問ができていると思います。

議論の具体的中身は、私のホームページで「国会会議録」のところに載っ
ていますので、是非ご覧いただきたいと思います。

国会の議事録というのは、後に残るものです。忙しいですが、準備をしつ
つ、これからもしっかりとした議論を進めていきたいと思います。

[引用終わり]


このエントリーの本文記事は以上です。

(C)2018年、宮崎信行。

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衆議院議案(衆議院ウェブサイト

今国会情報(参議院ウェブサイト)

各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク)

予算書・決算書データベース(財務省ウェブサイト)

インターネット版官報

[お知らせおわり]

Miyazaki Nobuyuki


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