
[写真]10月25日投票の参院補選の民主党公認・国民新党推薦の金子洋一候補(神奈川)=左、と土田博和候補(静岡)
政権交代後初の国政選挙となる、参院補欠選挙がきょう(8日)告示されました。補欠選挙は憲法第7条「天皇の国事行為」ではないので、「公示」ではなく、「告示」と言います。
民主党公認・国民新党推薦では、神奈川選挙区は元内閣府職員の金子洋一候補(47)、静岡選挙区では医療法人理事長の土田博和候補(59)が立候補を届け出ました。自民党、日本共産党、幸福実現党も立候補しています(各党の候補者名は下の新聞記事でご確認下さい)。
神奈川・静岡は東海道沿い箱根の関所を挟んで隣り合う地域。補選はいつも組織の闘いですから、しっかりていねいに力を結集して2勝したいところです。両方勝てば、民主党会派は120人となり、民主党に近いとされる無所属(沖縄の糸数さん、東京の川田さん)2議員を加えると、122議席となり、社民党(5議席)を除いても、参院過半数に達します。民主党・国民新党・新党日本で参院過半数ということで、連立を組む社民党への気兼ねから党の責任ある立場の人は、言いづらいのですが、ここはやはり2勝したい。
任期は来夏までと短く、当選者は第22回参院選に再び臨まなければなりません。
神奈川は定数3で千葉景子法相も改選を迎えますが、民主党は結党以来2議席をとってきていますから、オール神奈川で力を結集したいところ。とくに日本の高度成長・安定成長を支えてきた「官庁エコノミスト」は民間枠で数人閣僚になっていますが、国会議員は少ないと思います。私の知る限りでは、経済企画庁出身の国会議員というのはいなかったと思います。金子洋一さんは当ブログにもリンク・コメントをよくいただいておりました。ぜひ金子さんの背中を押していただきたく存じます。
定数2の静岡選挙区は、来夏、藤本祐司・国土交通大臣政務官も改選となります。藤本後援会の方は「複雑な心境だ」というところでしょう。が、自民党候補は日本医師会出身の元比例代表議員の息子です。まさに55年体制を象徴する元参院議員の世襲です。一方、民主党候補は他県出身ながら、静岡でお医者さんをやり、医療法人を設立した人ですから、医療改革の即戦力。日本の進路を占う分かりやすい対立軸が示された選挙です。静岡県は今年大型選挙が集中し、かなり選挙疲れがあると思います。私もこの1年、たびたび静岡県を訪問し、遊説やポスティングのお手伝いもしましたが、政治意識(民度)の高さに感心することしきり。日本一かも知れません。ぜひ選挙イヤー、歴史に残る政権交代「2009年」の締めくくりとして、社会保障のあるべき道筋を投票で全国に示していただきたいと思います。
asahi.com(朝日新聞社):参院補選告示 神奈川、静岡に各4人立候補 - 政治
政権交代後初の国政選挙となる、参院補欠選挙がきょう(8日)告示されました。補欠選挙は憲法第7条「天皇の国事行為」ではないので、「公示」ではなく、「告示」と言います。
民主党公認・国民新党推薦では、神奈川選挙区は元内閣府職員の金子洋一候補(47)、静岡選挙区では医療法人理事長の土田博和候補(59)が立候補を届け出ました。自民党、日本共産党、幸福実現党も立候補しています(各党の候補者名は下の新聞記事でご確認下さい)。
神奈川・静岡は東海道沿い箱根の関所を挟んで隣り合う地域。補選はいつも組織の闘いですから、しっかりていねいに力を結集して2勝したいところです。両方勝てば、民主党会派は120人となり、民主党に近いとされる無所属(沖縄の糸数さん、東京の川田さん)2議員を加えると、122議席となり、社民党(5議席)を除いても、参院過半数に達します。民主党・国民新党・新党日本で参院過半数ということで、連立を組む社民党への気兼ねから党の責任ある立場の人は、言いづらいのですが、ここはやはり2勝したい。
任期は来夏までと短く、当選者は第22回参院選に再び臨まなければなりません。
神奈川は定数3で千葉景子法相も改選を迎えますが、民主党は結党以来2議席をとってきていますから、オール神奈川で力を結集したいところ。とくに日本の高度成長・安定成長を支えてきた「官庁エコノミスト」は民間枠で数人閣僚になっていますが、国会議員は少ないと思います。私の知る限りでは、経済企画庁出身の国会議員というのはいなかったと思います。金子洋一さんは当ブログにもリンク・コメントをよくいただいておりました。ぜひ金子さんの背中を押していただきたく存じます。
定数2の静岡選挙区は、来夏、藤本祐司・国土交通大臣政務官も改選となります。藤本後援会の方は「複雑な心境だ」というところでしょう。が、自民党候補は日本医師会出身の元比例代表議員の息子です。まさに55年体制を象徴する元参院議員の世襲です。一方、民主党候補は他県出身ながら、静岡でお医者さんをやり、医療法人を設立した人ですから、医療改革の即戦力。日本の進路を占う分かりやすい対立軸が示された選挙です。静岡県は今年大型選挙が集中し、かなり選挙疲れがあると思います。私もこの1年、たびたび静岡県を訪問し、遊説やポスティングのお手伝いもしましたが、政治意識(民度)の高さに感心することしきり。日本一かも知れません。ぜひ選挙イヤー、歴史に残る政権交代「2009年」の締めくくりとして、社会保障のあるべき道筋を投票で全国に示していただきたいと思います。
asahi.com(朝日新聞社):参院補選告示 神奈川、静岡に各4人立候補 - 政治
鳩山政権誕生後、初の国政選挙となる神奈川と静岡の参院補欠選挙(被選挙数は各1)が8日、告示された。両選挙区にそれぞれ4人が立候補を届け出た。いずれも25日に投票、即日開票される。
民主は神奈川で元内閣府職員の金子洋一氏(47)、静岡で医療法人理事長の土田博和氏(59)を立てた。
自民は神奈川で元横浜市議の角田宏子氏(42)、静岡で大学非常勤講師の岩井茂樹氏(41)が立候補を届け出た。
共産は神奈川で元赤旗記者の岡田政彦氏(43)、静岡で元衆院議員の平賀高成氏(55)を擁立。
幸福は神奈川で党役員の加藤文康氏(47)、静岡で党役員の矢内筆勝氏(48)がそれぞれ立候補を届け出た。
公明は両選挙区とも自主投票にする方針。
今回の補選は、神奈川選挙区で民主の浅尾慶一郎前参院議員(現・みんなの党衆院議員)が8月の衆院選に立候補し、静岡選挙区で自民の坂本由紀子前参院議員が7月の知事選に立候補したことに伴い、実施される。任期は来年夏の参院選まで。
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