【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【法案】銃刀法改正案を2021年通常国会提出へ クロスボウ・ボーガン許可制へ

2020年12月22日 10時03分14秒 | 第204通常国会令和3年2021年
[写真]警察庁、おととし2018年6月、宮崎信行撮影。

 「銃刀法改正案」(204閣法  号)が2021年通常国会に提出されるはこびとなりました。

 警察庁が今月まとめた「クロスボウの所持等の在り方に関する報告書」で「犯罪への悪用や危害の発生を防止する一助となり、クロスボウな利用につながることを願う」として「法改正を含めて検討すべきだ」と結論づけました。

 報告書によると、射撃競技と動物麻酔に使われるクロスボウは、およそ10年間に23回刑法犯として検挙。殺人4件、未遂4件、強盗致傷2件に使われ、軽犯罪法、動物愛護法の検挙も。射程が長く、操作が簡単で、インターネットで入手できるようです。

 このため、クロスボウを初めて銃刀法の中に定義して、所持許可制にすることを、報告書は提言しました。今ある物は経過措置が取られます。

 ちなみに、クロスボウは協会の名前にも使われていますが商標なので、報道では「ボーガン」と呼ぶそうです。

 法案は2月下旬から3月上旬までに提出され、おもに、衆参の内閣委員会で審議され、成立する公算が高いとみられます。

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Ⓒ2020年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki


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