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ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。

【9/17】開会式直後の天皇陛下の「ケンブリッジ・スマイル」至近距離で撮影に成功

2020年09月17日 20時28分51秒 | 第202回臨時国会(2020年9月~)菅新首相選出
[写真]開会式を終え、国会正門前を出られた天皇陛下、きょう2020年9月17日、宮崎信行撮影。

[追記・訂正 2023 9/4]至近距離で、でなく、超望遠レンズで、の表現誤りでした。[追記・訂正終わり]

【開会式 令和2年2020年9月17日(木)】

 形式的な開会式が、参議院本会議場で開かれました。

 天皇陛下のお出ましを撮影に。今回は、国会正門付近の公道から撮影させていただきました。

 行きは、国会正門向かって左・衆議院側でかまえた私。右・参議院側には、天皇制にポジティブと思われる横断幕を掲げた数十人の方々。警視庁本部警備1課のおまわりさんが来て私に「報道の方はあちら(右側)にまとめることにしました」とバミるので、「私が知る限り、陛下は左側に座っておられるはずだ」と指摘。「麹町(警察署)に聞いてきます」とのことで「そこでいいです」とのことでした。私ももくろみ通り、陛下は御料車の三列目の左側に座っておられましたが、右側の横断幕を掲げた数十人にお手を振られたので、背中になってしまいました。




[写真上・下]陛下から見て右側の、天皇制に好意的と思われる横断幕を掲げた数十人の方々に、右を向いてお手を振られる、心お優しい陛下、きょう2020年9月17日、宮崎信行撮影。



 私は長年「陛下の御料車には菊の紋章があるだけでナンバープレートがない」と勘違いしていましたが、実際には後ろの丸いプレートが「皇1」というナンバープレートだそうです。



 そして、車寄せに向かって、時計回りに進みました。陛下は御料車左側から降りられたものと思われます。だから、左側に座っておられたんですね。それって当たり前だろ、と思いますが、おまわりさんが弾力的に対応してくれたから、私の自由にさせてもらえました。


 
 そして開会式を終えて、お帰りになられる陛下。皇居から見えたのか、赤坂御所から見えたのかは、ちょっと確認していません。なお、数十分後ですが、好意的な横断幕を掲げていた数十人は、お昼休みが終わったのか、十数人ほどになっていましたが、新しく知り合った者同士で、GHQ談議に花が咲いていたようでした。

 そして、国会正門を出てすぐの公道で、ドアを下げて。






[写真]天皇陛下、2020年9月17日、東京都千代田区の国会正門付近、宮崎信行撮影。

 3つ写真がありますが、同じ写真のトリミングを変えたものです。

 超望遠レンズで200ミリから700ミリまでとれるのですが、250ミリで撮らせていただきました。重いのですがケチなので、歩きと電車で運んだため、きょうはいったん自宅に帰り、自宅と国会を2往復しました。私は1人で取材し、執筆し、経営しておりますので、きょうのお写真を末永く使わせていただきたく存じます。

 令和の陛下、徳仁さま陛下、ケンブリッジの陛下。今週はお稲刈りもなさいました。昨秋のパレードで、沿道の年長女性たちから「雅子ちゃん、良かったね」の声がかかったハーバードの皇后陛下。最も英語がうまい君主をいただく我が国。両陛下の御代が末長く続くことを心より願っております。

 開会式では、大島理森衆議院議長が「現下、我が国は新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大による深刻な状況に直面し、社会や経済をとりまく諸情勢はまことに厳しいものがあります」と時事情勢をとりこんだ式辞をしました。これに対して陛下は「本日、第202回国会の開会式にのぞむ」とおっしゃり、「ここに国会が当面する内外の諸問題にあたり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託にこたえることを切に希望します」と変わらぬ態度をとられました。

【衆議院本会議 同日】
【衆議院議院運営委員会、全特別委員会 同日】


 特別委員会は前会と同じ9つ。委員長は互選されました。

【参議院本会議 同日】

 ありませんでした。なお、きのう、参議院北方及び沖縄問題に関する特別委員長が、前会とは違う議員が互選されました。

●あすの予定

 会期末処理で「種苗法改正案」「祝日法及び東京オリパラ事務局特措法改正案」「地方公務員法改正案」が次の第203回国会に向けて継続審議(閉会中審査)の手続きがとられるものと思われます。

このエントリーの本文記事は以上です。
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インターネット版官報

Ⓒ2020年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki

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