
おはようございます。
23日の予算委で知った言葉は「農業の多面的機能」。
筒井信隆さん(新潟6区)ネクスト農相は
「第1次産業者(農業、漁業、林業、畜産業、酪農業)は、農業の多面的機能を国に無償で提供している」
として「その対価として農業者戸別所得補償が必要だ、というのです。
農業の多面的機能とは、
水源の涵養、自然環境の保全、景観、文化の伝承、食糧安全保障などたくさんあります。
地域のおまつりなど無形文化財は、五穀豊穣を祈るものが大半。青い田んぼをみると心が安らぎます。小学生時代、私は長野の祖母の家によく預けられました。長野の青い田んぼとそれに連続するどこまでも青い空と白い入道雲。カルピスを飲んだ夏、永遠の夏。それが僕の少年時代。
農業とは、産業ではありません。
農業の多面的機能に国が対価をお支払いする。それが農業者戸別所得補償だと。
さて、筒井信隆さんと仲良しの山田正彦さん(長崎3区)。私は農林水産大臣は筒井信隆さんと山田正彦さんのデッドヒートだと思います。
総理がお決めになることですが、2人とも小選挙区で勝ち上がると、難しい判断を迫られるかもしれません。
asahi.com(朝日新聞社):民主議員が政策PR小説 小沢代表「執筆より選挙活動」 - 政治
元酪農家で民主党農林漁業再生本部長を務める山田正彦衆院議員が今月、「小説 日米食糧戦争・日本が飢える日」(講談社)を出版した。財源面などで批判を浴びがちな党の政策を、近未来小説でPRするという奇策だ。
異常気象などで各国が食糧輸出規制に走り、自給率4割の日本はパニックに。そこへ登場した「民生党内閣の中沢総理」が農業者戸別所得補償制度を導入し、若者が農村に戻って自給率が上向く――。世界的な食糧高騰の一因とされる輸出規制に絡め、看板政策のメリットを訴える。
ただ、小沢代表の反応はいま一つ。執筆中は「書く時間があるなら選挙活動しろ」、本を手渡した際は「選挙準備は大丈夫か」とたしなめられたという。(蔭西晴子)
この記事を書いた、蔭西晴子記者は、民主党が昨年、「次の内閣」を長崎県で開いた時に、五島列島にわたって読み物を書いていました。
[民主党厚生労働部門会議で官僚をたしなめる山田正彦さん=昨年夏]
[山田正彦さんの小説 日米食糧戦争-日本が飢える日(講談社)]
実は手元にまだないんですが、山田さんの小説面白そうですね。小沢代表にたしなめられるのは当然で、実は長崎3区で山田正彦さんの推定得票率は50・3%で対抗馬を0・6%しかリードしていません(10月12日調査)。1993年に新生党公認で初当選した「新生党1期生」は山田正彦さんしか残っていません。上田清司さん、松沢成文さん、岩浅嘉仁さんはそれぞれ埼玉県知事、神奈川県知事、徳島県阿南市長へと転出していってしまい、国会は山田さんだけです。絶対に当選してもらわないと困ります。
◇
さて、長崎と言えば山田正彦さんの3区だけでなく、長崎2区の福田衣里子さん。どうにも気になる公認候補予定者です。
で、福田衣里子さんのブログによると、「福田衣里子がんばらんと! 薬害に遭って、見えてきたこと 朝日出版社」が出るそうです。これも私、手元にまだないんですが、ぜひぜひよろしく。
週末に鳩山幹事長が訪れましたが、長崎は全勝の可能性が出てきました。
[長崎県4選挙区全勝を誓う]
左から山田正彦さん(3区=五島など)、宮島大典・元衆院議員(4区=佐世保など)、鳩山幹事長、福田衣里子さん(2区=長崎市の一部と諫早・長崎市)、高木義明副代表(1区=長崎市の大部分)
10月の民主党調査では、高木さんは「8・7%優勢」、福田さんは「20・5%劣勢」、山田さんは「0・6%優勢」、宮島さんは「3・9%優勢」と出ています。
宮島さんは6年間浪人していますから、国政復帰に一生懸命のようです。福田さんは擁立が遅かったので、ぐんぐん伸びるでしょう。高木さんは三菱重工長崎造船所の働く仲間の支持を受けていますが、8・7%優勢ではリード率が低いです、小選挙も比例代表もどんどん票をかき集めていただかないと困ります。山田さんも楽観できない情勢です。
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