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ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。

【日銀】半数のエコノミストが「武藤総裁」支持 時事通信の調査

2008年02月14日 17時48分31秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会

 日本銀行総裁人事が注目されています。

 3月19日が任期切れですから、与野党ともそろそろ決めないと。日銀総裁の重要性からしたら、もう正式に決まっていてもいいくらいです。

 国会同意人事案件です。

 で、金融に強い時事通信社がアンケートをしました。

 次の日銀総裁に「だれがふさわしいか」とエコノミスト30人に聞いたところ(2人無回答)、「武藤敏郎副総裁」が14人、「植田和男東大教授」が6人となりました。

 民主党の人事プロジェクトチーム座長の仙谷由人さんらは、財務省出身の武藤さんに難色を示していますが、武藤総裁の可能性が高まってきていると感じます。

 むしろ、副総裁(2人)に注目しています。

 総裁が財務省出身の場合、副総裁は日銀出身者が起用されてきました。

 読売新聞2月9日付記事によると、

 白川方明(しらかわ・まさあき)京大教授(元日銀理事)が有力だとしていますが、、他紙は白川さんの名前を報じていないようです。

 私は日銀の歴代理事は全く知らないのですが、日銀がある日本橋本石町のなかで、かけひきがあるのでしょうか?

 もう一人は「学者枠」。有識者から起用されるでしょう。

 これはおそらく植田和男さんだと思います。
 植田さんは「実質ゼロ金利」政策に立ち会った日銀審議委員でした。

 高橋進さんの名前が挙がっていますが、小泉内閣の内閣府で局長ポストを務めたので、これこそ民主党(DPJ)が納得しないと思います。


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武藤氏半数占め1位=次期日銀総裁に「ふさわしい人」-エコノミスト30人に聞く (時事通信) - goo ニュース

 福井俊彦日銀総裁の任期満了が約1カ月後に迫る中、時事通信社は14日までに次期総裁・副総裁に「誰がふさわしいか」を問うエコノミスト30人への緊急アンケートを実施した。次期総裁では、28人の回答のうち武藤敏郎副総裁が14票と半数を占めトップ。元日銀審議委員の植田和男東大大学院教授が6票で続いた。

 アンケートは12、13の両日、電話で実施。人物名とその理由を匿名(一部実名)で聞いた。 


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