【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

ありがとう 野田内閣総辞職 1年と「3ヶ月」の誇りとともに 3~4年後にまた来るぞ!

2012年12月26日 10時21分00秒 | 第182特別国会(2012年12月)安倍再登板

[写真]官邸を去る野田佳彦さん、首相官邸ホームページから。

 ありがとうございます。

 野田内閣は2012年平成24年12月26日(水)朝の臨時閣議で辞表を取りまとめ内閣総辞職(退陣)しました。仮に衆院選に勝っていれば第2次野田内閣となるところですが、(第1次)野田内閣で終わりました。

 これをもって、2009年8月30日熱狂的な国民の支持で政権交代を実現した民主党は完全に下野し、野田さんらは官邸を去りました。

 私は、よくやったと思います。

 また3~4年後にはふたたび首相官邸を取り戻すこともあるでしょう。そんなに先の話ではありません。それまでは臥薪嘗胆です。

  「1年と3ヶ月」ーー菅内閣と野田内閣は、過去4代の首相と違い、1年と3ヶ月、政権を担いました。菅首相はサミットに2回行きました。平成23年度特例公債法は8月に成立し、平成24年度特例公債法は11月に成立しました。その危険な賭けとひきかえに「1年と3ヶ月」政権を担えました。その「3ヶ月の誇り」を心の糧に、3~4年、臥薪嘗胆していきましょう。なお、3年3ヶ月間政務三役を務め続けたのは、野田佳彦ただ一人。我慢強い男です。

 第95代首相野田内閣は、第79代細川内閣の9ヶ月、第80代羽田内閣の2ヶ月を越えて政権を担うことができました。震災復興と経済と外交と。吉田内閣、池田内閣、佐藤内閣に比べると、からっきし駄目でしたが、それでもよくやったと思います。

 民主党内閣を支えてくださったスタッフ、官僚のみなさま。ありがとうございました。本籍地に帰っても、歴史的政権の官邸で働いたことを誇りにしてください。

 すべての民主党(前)議員と民主党員に言いたいですね。

 胸を張れ、と。

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