
小沢一郎さんが平成23年特(わ)111号事件の一審判決で無罪になりました。指定弁護士が控訴するかどうかは未定。
さあ、国民の出番です。
小沢一郎さんには、新進党を解党し、日本に政権交代ある政治の実現を6年~9年遅らせたことで、国民1人辺りの政府の借金(国債、地方債、合併特例債、臨時財政特例債含む)を500万円増やしたという大きな罪があります。陸山会事件は無罪でも、新進党解党は確定死罪です。
昨年1月31日の強制起訴後、野党から要望があった衆院予算委員会での証人喚問を受けることが可能になりました。すでに震災により過去の人になった小沢一郎さんが、世論に疎い小沢グループにより一時的に首相候補に祭り上げられるかもしれませんが、ゴールデンウィーク中に失速し、証人喚問を受ける可能性は高くなりました。衆院社会保障と税の一体改革特別委員会で、一体改革関連法案に賛成する見返りとして、クリーンな公明党から最低保障機能の強化と、小沢一郎さんの証人喚問を要求されるシナリオがありえます。
小沢一郎さんは民主の敵、民敵であり、公の敵、公敵であると同時に、一人一人がテレビでのイメージで投票先を決めてきたという自らの心の中で敵自敵です。民敵であり、公敵であり、自敵である小沢一郎さんを倒さないと、震災後日本は前に進めません。
日本国民全員の総力を結集して、小沢一郎さんを歴史法廷の断頭台に送りましょう。
常任幹事会の発議で決まった「党員資格停止」は、常幹の発議で民主党倫理委員会(北澤俊美委員長)が議論することになります。小沢さんの党員資格停止は確定まで続くことになります。倫理委員に名を連ねる小沢グループの橋本清仁・衆院議員がずっしりと重荷を背負うことになります。倫理委員には、北澤俊美委員長、細川律夫委員、中川治委員、橋本清仁委員、樋口俊一委員、松野信夫委員、藤本祐司委員、五百蔵洋一委員(いおろい・よういち、党顧問弁護士)が名を連ねています。自民党党紀委員会と違って、議員OBはいません。
小沢グループの一部には、岡田克也幹事長(当時)の責任を問うという子供じみた反応もあるようですが、それでしたら、その件もセットで北澤委員会の手にゆだねるという方法もあるでしょう。野田佳彦代表(総理)も、輿石東幹事長も、党常任幹事会(中野寛成議長)の発議で、「北澤委員会に全部お任せ」という姿勢がいいでしょう。
これにより、小沢グループ議員のうち、国民を向いているの誰で、ボスを向いているのが誰が燻り出すチャンスです。民主党はチャンスです。悪くなるかもしれませんが。ただ、9月の党首選前に解散する可能性が圧倒的に高くなりました。
この無罪判決を奇貨に、政治を国民の手に取り戻しましょう。
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