
[お写真は新年一般参賀につめかけた人々に手を振られる陛下=NHKニュース]
1月2日恒例の新年一般参賀で天皇陛下は「厳しい経済情勢のなかにあって、苦労多く新年を迎えている人々が多いのではないかと案じています」と述べられました。陛下が国民の生活水準へのご懸念を公の場で示されたのは、ご即位後の20年間で初めてではないかと思います。
NHKニュースによると、陛下は時折左手にもった紙をご覧になりながら、マイクロフォンを通して、次のようにおっしゃいました。
「新しい年を共に祝うことを、まことに喜ばしく思います。厳しい経済情勢のなかにあって、苦労多く新年を迎えている人々が多いのではないかと案じていますが、この年が国民にとり、少しでもよい年になるよう願っています。ここに年頭にあたり、人々の幸せと世界の平安を祈ります」
私はきょうの陛下のおことばは、宮内庁職員(厚労省出身含む)などが作成した文面を、陛下ご自身がお手を入れられた内容だと察します。
というのは、昨年末に宮内庁が発表した「平成21年の新年に当たり天皇陛下のご感想」では、「また,秋以降,世界的な金融危機の影響により,我が国においても経済情勢が悪化し,多くの人々が困難な状況におかれていることに心が痛みます。国民の英知を結集し,人々の絆を大切にしてお互いに助け合うことによって,この困難を乗り越えることを願っています」とされています。
陛下が「国民の英知を結集して」「人々の絆を大切にしてお互いに助け合うことで」「困難を乗り越えることを願う」といったお言葉を使われることに私は違和感を覚えます。これはおそらく厚労省など旧内務省系官僚が書いた文章だと考えます。
昨年来、江田参院議長の「江田五月新たな出発」の中で、皇居での陛下への奏上が予定より時間がかかったとする記述があり、気になっていました。陛下はかなり国政を心配されていると思います。
陛下が東大病院で前立腺がんの手術を受けられてから、6年が経ちました。陛下への心理的ストレス、肉体的ストレスを減らすためには、社会の安定が不可欠です。
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