
[画像]早期に総選挙を行う動議を提出し、やや緊張気味に趣旨説明する、メイ議員(首相)、英国議会インターネット審議中継からスクリーンショット。
テリーザ・メイ議員(メイデンヘッド選挙区、保守党)は、さきほど、2017円4月19日(水)の午後12時57分過ぎ(グリニッジ標準時=日本時刻の午後8時57分過ぎ)、庶民院本会議に、
「早期に総選挙を行う動議」を提出しました。
趣旨説明するメイ議員は、やや緊張した面持ちで、「EU離脱で選挙キャンペーンを通じて、強いリーダーシップが必要だ」という趣旨の発言をしています。
[画像]コービン労働党党首(ネクスト首相)、2017年4月19日、英国議会インターネット審議中継からスクリーンショット。
質疑者のトップバッター、コービン労働党首(ネクスト首相)はのっけから、「早期の総選挙の機会を歓迎する」と話し始めました。3分の2以上の賛成で、動議が可決・成立する公算が極めて有力となりました。
日本では首相・政府が動議を出すことはありませんが、英国議会では、政府側が与党を飛び越して動議を出すことがよくあります。
動議はこの後、採決される見通し。
[追記 午後10時]
英国議会ホームページは、動議の採決の結果は、早ければ、午後2時30分(日本時間の午後10時30分)ごろに出るかもしれない、と報じています。
http://www.parliament.uk/business/news/2017/april/mps-to-vote-on-an-early-general-election/
[追記おわり]
[追記 午後11時前]
採決され、賛成522、反対13で、「3分の2」を大きく上回り、メイ議員の「早期の総選挙動議」は可決・成立しました。反対票の「13」の読み上げには、苦笑も出ました。
[追記おわり]
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