【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

岡田克也さん66歳のお誕生日、「あの○○民主党政権」安倍晋三首相、岡田効果で「悪夢」演説で封印

2019年07月13日 22時20分40秒 | 岡田克也、旅の途中
[写真]一兵卒として、立憲民主党・無所属フォーラム代議士会に臨む、岡田克也さん、先月2019年6月13日(木)、衆議院第十六控室で、宮崎信行撮影。

 お誕生日、おめでとうございます。
 
 岡田克也さんは、令和元年2019年7月14日(日)で66歳のお誕生日となりました。

 先の通常国会では、立憲民主党・無所属フォーラムの議員として、野党議員としての最大の華である「当初予算案の基本的質疑の2日目の午前9時の一番機」に起用されました。ここで、自民党大会での「あの悪夢ような民主党政権」という安倍晋三首相(自民党総裁)の発言を、一番機として質問せざるを得ず、問いました。

 SNS上では、岡田さんの質問について、民主党政権を惹起させる質問であるとして「飛んで火にいる夏の虫だ」などの悪評が流れました。しかし、いまツイッターで検索すると、「悪夢のような民主党政権」については、安倍自民党側にネガティブな受け止め方をされる言葉のようです。先々週、2019年7月4日の第25回参院選公示日当日、安倍首相(自民党総裁)は「あの、○○民主党政権」というように、「悪夢のような」を省いて演説しました。岡田効果でしょう。



[動画]「あの○○民主党政権」と演説する、安倍晋三首相(自民党総裁)、2019年7月4日、宮城県仙台市、宮崎信行撮影。

 というよりも、すべてに先行して私がうれしかったのは、2019年2月12日(火)のSNSで、「岡田というのは、今なんの立場なの?」という趣旨のツッコミは無く、岡田さんを最大野党の象徴として受け止めることが当然という反応だったこと。立憲民主党の枝野幸男代表、辻元清美国会対策委員長の良心を感じます。

 きょねん5月の「2人の雄一郎さんの新党」発足のときには、もはやここまでか、と思いました。しかし、驚異的に、岡田さんの地位は再浮上しました。

[写真]きょねん5月、無念の離党記者会見にのぞむ岡田克也さんと宮崎信行、もはやここまでか、と思いましたが、「最大野党の重鎮」として驚異の地位再浮上。

 岡田克也という人間が、徳がある人とはとうてい思えませんが、政治家・岡田克也は、野党内外から、広く徳を得ているのだと感じました。

 憲法の規定により、3年に1回岡田さんのお誕生日は、参院選のさいちゅうになります。私は今年から、お盆の祭祀継承者となりましたが、これから、毎年、岡田さんのお誕生日はお盆になるのですね。ということは、基本的に私は、東京から外せないということになります。実は、2012年に岡田さんから、国会傍聴などしていてもしょうがないという趣旨のことを言われております。まあ、どうせ、立憲民主党政権などかなり先のことですから、これからは、私ももっと自由に生きていこうと考えます。