[写真]参議院麹町議員宿舎から参議院に向かう公用車、おととしの召集日、宮崎信行撮影。
【参議院議院運営委員会 きょう令和5年2023年1月20日(金)】 令和5年度参議院予定経費で、各党質疑が行われ「了承」されました。本会議上程はありません。
小林史武事務総長があいさつし「大任に身がひきします思い。もとより浅学菲才だが」職務に専念すると誓いました。明るい声質で、説明。この後、日本維新の会の清水貴之さんが質問。
100台ある「公用車」通称「院車」について、運転手のうち参議院職員が82名、民間委託者が12名だと答弁しました。
清水さんが自らの試算として、参議院職員の運転手が年収800万円、民間委託者が600万円だとしました。ここで、維新は、民間を増やすのが身を切る改革だという趣旨の意見を語りました。
討論では、共産党の仁比聡平さん(昨夏国政復帰)が、「委員長手当の廃止や旧文通費の改革ができていない」と反対。清水さんも「国会図書館のみ賛成だ」としました。
ちなみに、国家公務員法第100条で守秘義務が死ぬまでかかりますので、院車の中では大声で電話をかけてもかまわないことになります。また、政治部新聞記者1人を乗せて取材に応じることもできます。
この結果、賛成多数で、予算が「了承」されました。
来週月曜日からは通常国会。ガーシー議員の登院についても石井準一・議院運営委員長の真価が問われます。また、石井準一さんは、山下八洲男元参議院・衆議院議員(前立憲民主党岐阜県連顧問)に名前を勝手に使われ、JR東海からチケットをだまし取られ続けていたことが分かりましたtが、山下さんは有罪が確定しましたので、こちらの件に個別対応することはなさそうです。当面「石井参議院」がキーマンになりそうです。
ところで、筆者はこの時間帯に参議院に居たのですが、てっきり本館2階開催だと思っており、「散会」の表示を後で見ました。参は記者が少ないので、「ひょっとして3階の第一委員会室か」と思いもしませんでした。また、立憲民主党の第5控室で、参議院採用の女性国対職員から誰ですかと言われたので、参議院食堂で昼食をとって、いそいそと帰りました。
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