テレ朝系「ワイドスクランブル」に連日、民主党議員が出演しています。私は正午きっかりから昼食を摂りたい習慣なのですが、最近は正午前に昼食を済ませて、「NHKニュース」と「ワイドスクランブル」を“チェック”しています。
新人(小沢チルドレン)では初のスタジオ生出演だと思いますが、群馬4区比例の三宅雪子さんが登場。
さて、多くの視聴者が持つ「テレビに出て、小沢さんに叱れやしないだろうか」というハラハラを代弁するかのように、山本晋也さんが「小沢さんは怖いですか?」とさすがの質問。
三宅さんは「こわい時はこわいし、やさしい時はやさしい」と答えました。すばらしい!センスの良さを感じます。それでいてこの質問の時だけ、少しキョロキョロした表情だったので、伝わる人には伝わる物がありました。
さすが三宅さん、きょうのテレビ出演は100点満点ではないでしょうか。
オヤッサン(小沢幹事長)はあまり細かい所までチェックしている人ではないので、TV出演をとがめることはないでしょう。「側近」はどうだか知りませんが・・・
三宅さんは「バッジを付けていると、国会でみんな(衛視さん)が敬礼してくれる」ことに戸惑いを感じていると語りました。これは初登院の日に、他の新人も「これ勘違いしますよね~大丈夫かな」と心配していました。この気持ちいつまでも忘れないで欲しいですね。
「フジテレビ」の社員だった三宅さん。私は選挙戦中に感じましたが、マスコミ出身議員(候補)は、番組・新聞の作り手が何を求めているか、意図を把握しやすいので、重宝がられるようです。
三宅さんは第174特別国会で、常任委員会は衆院厚生労働委員会(藤村修委員長)、特別委員会は衆院「テロ特」(石田勝之委員長)の委員を務める予定になっています。
ちなみに、私もことし7月に初めて知ったのですが、衆院解散の詔書が読まれた後に、本会議場を出すときは、衛視さんはもう敬礼をしてくれないそうですよ。
tags 小沢一郎民主党幹事長 テロ特((海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会)
私は小学生のころからテレビジョンが生理的に嫌い(怖い)です。
東京で生まれ育ちましたから、自分で見る光景とテレビジョンの内容が違うことに不信感を持っていました。なかんずく日テレ朝の「ズームイン朝」がウソばかり放送しているように感じられ、敵愾心を持っていました。「朝」では、東京人は全員がある特定野球チームのファンであるかのような放送をしていましたが、そんなの金儲けのための嘘です。
第44回総選挙で、多くの主権者が、みのワイド、小倉ワイドなどワイドショー政治による、イメージ・ポリティクス、テレ・ポリティックス、シングル・イシュー・ポリティクスによる集団催眠現象で小泉自民党(公明党含む)に49%も投票してしまいました。
いかにして物事を単純化するかどうかがテレビジョンドラマの腕の見せ所です。テレビジョンは「A vs B」の2分法に単純化しないと、視聴率が稼げません。特に「絶対善 vs 絶対悪」つまり「力道山 vs シャープ兄弟」に単純化しないといけないのです。
ところが世の中はそんなに単純ではありません。例えば、TVニュースは「金正日」を絶対悪として描きますが、ではなぜ建国以来、親子2代で60年間も政権を維持しているのでしょう? ロシア、中国、アメリカ(在韓米軍)と陸続きの北朝鮮で、絶対悪が60年間も政権を維持できるでしょうか? どうですか、テレビジョンを見ると社会を見る目が歪みます。
好きな番組を見終えたら、すぐに電源を消すという習慣をつくるのもいいかもしれません。まずは、テレビジョンの視聴時間を減らすことから始めましょう。人生にはもっと楽しいことがいっぱいありますよ!
毎日新聞と時事通信に誤報がありました。
ともに仲間が在職中ですが、指摘しておいた方がいいでしょう。
支持率回復のためにてんやわんやの政府高官が間違えたのかも。
<首相の五輪開会式出席は、1988年のソウル五輪での竹下登氏(故人)以来。>
とありますが、橋本龍太郎首相が1998年の長野五輪の開会式に出席しています。国内外、夏・冬の違いで盲点になったのでしょうか。
まあ、これに懲りずに、政府・自民党のしめつけをぶちのめして、伸びやかに執筆活動をしてください。
MSN産経は「海外開催の五輪では20年ぶり」と報じています。
福田首相、北京五輪開会式出席へ=皇族は見送り(時事通信) - goo ニュース
福田康夫首相は18日、北京で8月8日に行われる五輪開会式に出席する意向を固めた。
(中略)
首相の五輪開会式出席は、1988年のソウル五輪での竹下登氏(故人)以来。
(後略)
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ありがとうございました。
(写真は会計検査院の書面検査・実地検査のようす。検査院ウェブサイト「きっずぺーじ」から)
最近の新聞報道で気付くこと。
会計検査院の記事が増えてきました。
会計検査院は憲法90条に基づく機関です。
「国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し、内閣は、次の年度に、その検査報告とともに、これを国会に提出しなければならない」と定められています。
実は行政府の機関で、憲法に設置が義務づけられているのは会計検査院だけです。
財務省、総務省、警察庁、経済産業省、外務省や内閣官房などの主要省庁ですら、憲法にその名称は見あたりません。
ところが、その会計検査院。今まで新聞記事になることは、稀でした。
検査院に担当記者を専属で配置しているマスコミは1社もなかったでしょう。少なくとも、私の古巣の日経政治部にはいませんでしたし、社会部にもいなかったと思います。
実地検査があるので、検査院の役人は全国を飛び回って、けっこう仕事がきついらしいです。
検査院の持つ情報は国民が共有すべき財産だと思います。
検査院にもっと関心を持ちましょうよ。
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随意契約が半数以上の8万件 省庁契約で検査院指摘(共同通信) - goo ニュース
共同通信 2007年10月21日配信
会計検査院が、中央省庁や出先機関などの2006年度(同年12月まで)の約14万件の契約方式を調べた結果、随意契約が約8万件で56・5%に上っていたことが21日、分かった。05、06年度の随意契約のうち、少なくとも601件は競争契約への移行を検討する余地があったと指摘している。 政府は今年1月の「公共調達の適正化に関する関係省庁連絡会議」で、中央省庁などの随意契約の約60%を07年度中に競争性のある契約に切り替えることを決めるなどして適正化に向けた取り組みを進めている。 検査院は「競争契約を原則とした会計法令の趣旨に基づき厳格な運用を行い、公正性、競争性、透明性の確保に努める必要がある」とする報告書を国会に提出した。 検査院によると、中央省庁や出先機関などの06年度の契約の金額では、12月までの支払総額約2兆2000億円のうち、随意契約は約1兆3000億円で約62・2%を占めた。随意契約とした理由は、81・8%が「契約の性質、目的が競争を許さない」としているという。 |