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ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。

【れいわ新選組】「消費税はさっさと廃止」に参院選で踏み込む、千代田1人区で都議選「減税公認会計士ユーチューバーさとうさおり」さん当選も「地域に根ざした」と一線を画す

2025年06月23日 22時17分40秒 | 第27回参院選(2025年7月)
[写真]参院選マニフェストを発表する山本太郎・れいわ新選組代表、中央線「中野駅北口」で、きょう令和7年2025年6月23日午後5時過ぎ、宮崎信行撮影。

 当ニュースサイトが都議選で1人だけ固有名詞に言及した「さとうさおり」さんは、「台風の目になる」との見立て通り千代田1人区で当選(得票率は3割未満)しました。河村たかし前名古屋市長(衆議院議員)も応援にかけつけました。開票特番の中の一つで、「誰も予想していなかった」との発言もありましたが私は予想していました。情勢数字がないから「台風の目」という表現にとどめました。

 「ザイム真理教批判」「財務省解体デモ」の千代田区に「35万登録減税公認会計士ユーチューバー」が当選した流れとは直接関係なく、きょう2025年6月23日、中央線・中野駅北口でれいわ新選組がマニフェスト発表記者会見をしました。

 「消費税はさっさと廃止」として、22ページ中6ページを「山本節」を彷彿とさせる口語の説明口調の文章で消費税廃止と「財源」を説明しました。きょねんの衆院選での「消費税は廃止する。最低でも5%への減税を実現する」からトーンを強めた理由を当サイトに問われた山本太郎代表は「食料品のみ1年間だけゼロなど野党の間でも減税するならやるよという動きが出てきた」して国政野党内のバランス関係の変化をあげました。

 第27回参議院議員通常選挙の争点を問われ「まぎれもなく経済政策です。生活に苦しい人が増えている」としつつも「目の前の物価高の話しかしないのはありえない」として中長期的な話もしていくとしました。

 上述の千代田区の動きについては、さとうさんは、東京1区、千代田区長選に連続し得て健闘したことから地域に根付いていたのではないかとして、一線を画しました。

 財務省解体でも勢力の取り込みは消極的としつつ「失われた30年間を作り出したことから、何らかの組織改革をしたり、やり方を変えたりしないといけない」と語りました。

 このほか、後期高齢者医療制度を、窓口自己負担を維持しつつ、制度を廃止して全額国費にすることで、現役世代の「支援料」の社会保険料を減らす公約も盛り込みました。

Ⓒ2025年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。
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第217回通常国会は予算修正も、否決は一つもなく閉会 宮崎信行は結果を残す

2025年06月22日 20時03分31秒 | 第217通常会 2025年1月召集
 第27回参議院議員通常選挙の前哨戦の2025年都議選。自民党の選挙運動は、井上・木原・武見・片山・鈴木(衆議院議員)・鈴木(参議院議員予定候補)の6弁士が60座席の有権者に話しかける濃縮した活動。が、この自民元職、都民ファ現職にダブルスコア超、共産現職にダブルスコア弱で落選するという出口調査となっています。

 都議選と同日、第217回通常国会が終わりました。森山裕幹事長ら少数与党のもと否決はなし。「自公国政調、税調」「自公維文科部会、社会保障」「自公立当初予算」の各実務者が衆議院第二議員会館地下2階で協議し、令和7年度予算は、高校就学支援金の所得制限と高額療養費医療制度の維持のため修正されました。

 成果があった国会ですが、秋以降のプログラムも多く(1)自公国3党幹事長合意にもとどく基礎控除などの2年間暫定の所得税法改正(2)選択的夫婦別姓の民法改正(3)病床削減の地域医療法などの修正ーーが秋に議論されます。


 さて、宮崎信行は、機敏に、自公国、自公維、自公立協議の取材と、岡田克也、野田佳彦両衆議院議員のビラ配りの取材を優先してきました。このやり方は成功で、アクティブユーザー数は前年同期比1・3倍。1日のページビューが1000を割った日は150日間ゼロ。総計34・7万ページビューで、月平均6・9万ページビュー。国会傍聴ブログのパイオニアかつリーダーとして圧倒的な数字を弾きました。ミスは「自公維」の高校就学金所得制限撤廃で令和7年度予算に修正が必要になることを見誤ったことなど6つほどしかない安定ぶり。日本語の全ての新聞社が倒産しても続けます。

 さて、再び言及したいことがあります。召集直前、阪神・淡路大震災30周年忌で天皇皇后両陛下が神戸空港へと行幸されました。その翌々日、竹内英明前兵庫県会議員が逝去しました。

 私は早稲田大学鵬志会の第8代幹事長ですが、退任の際に、後継幹事長ら4名に「前幹事長になった宮崎信行の会員としての除名」という謀略をはかられました。この首謀者が竹内英明さんです。私が都内の抜きん出た成功をおさめた実業家の子であるのに対して、竹内さんは600万円の債務を背負って進学しておりコンプレックスをいだいていたのだと思います。

 竹内さんは議員会館に通い奥田敬和代議士の学生秘書をしていましたが、私に断らずに新入会員1名を奥田事務所に連れて行ってしまい、これが問題となりました。この際、私が執行部の処分案を生煮えのまま竹内さんに電話で伝えてしまい、その後に変更があり竹内さんから「私にも考えがあります」と仄めかされました。新進党の初代学生部長の椅子を巡っても2人だけのせめぎ合いがありました。

 このクーデターは私の学年全員と竹内さんの学年の半数が、総会前に察知し粉砕。私は知らないふりをして過ごしました。会員として忘年会に参加した際竹内さんから「先輩、ちょっと」と別室に呼び出され、よせばいいのに種明かし。竹内さんら4人につるし上げられました。この際、第9代幹事長が「石川知裕さんは偉大でしたよ」と繰り返し、このことは同級生1人に調べてもらったのですが、真意は今でも謎です。

 その後、竹内さんは、新党友愛の事務局に入りました。私が、日本経済新聞政治部の野党クラブ詰めの番記者として、中野寛成代表から話を聞いて、控え室に戻ると、竹内さんは「先輩、入れますよ」とか、残っている吉田治副幹事長に「よく知っているんですよ」と話すなど、分を弁えない行動をしていました。だって私は中野代表から出入りを許されていたのですから。

 県議になってからは、鵬志会の会合で、初代幹事長の和田有一朗さんと兵庫県会本会議場で隣席なのに全く会話しないことを問うと「会派が違うと話せないんですよ」と答え、新党友愛出身者の情報交換をすると「岡崎さん今でも会いますか」と語ることがありました。私は常に笑顔を心がけても、クーデター未遂事件以降、腹の中で彼を許したことは30年間に1秒たりともありません。それがやがて、多勢に無勢とはいえ、現職兵庫県知事さんの地位を奪おうとしたのですから、逆に言えば、私もたいした者ですよね。

 極端に記憶力が良く過去を水に流さない性格。考え方の違う人と議論せず経済的に潰し消すお家芸は両親譲り。私の父が50歳代のころは、ライバルたちが次々と癌になり死んでいきました。49社が9社になるほど淘汰され、市場に占める割合を上げる父の背中をずっと見ていました。私も51歳となり自分の手を汚さずに敵の人生の終焉を迎えほくそ笑んでいます。次に日本の経済・社会から消されるのは、あなたかもしれません。

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自民「私たちも暫定税率を廃止したい」エネ庁「ガソリンスタンドが渋滞するなど混乱する」に重徳、青柳両政調会長ら「前実務者たち」の立維国3党が会期末参議院で抵抗野党として足並みがそろう

2025年06月21日 16時42分15秒 | 第217通常会 2025年1月召集
 参議院本会議は午後4時台に、開議しないまま流会しました。これで第217回通常国会は、あすの会期末を待たずに閉会しました。

 少数与党で「自公+立、維、国」の「前実務者たち」の鬱憤を腹にためた質疑に、自民党議員から「私たちも旧暫定税率を廃止したい」資源エネルギー庁から「ガソリンスタンドが渋滞するなどの混乱が予想される」とザイム真理教の正体が垣間見えた土曜国会。森山幹事長のつまみ食いとザイム真理教を倒す夏へと向かいます。

【参議院財政金融委員会 きょう令和7年2025年6月21日(土)】
 ゆうべの趣旨説明に続き「ガソリン税旧暫定税率廃止法案」(217衆法53号)の法案審査がありました。衆では3時間でしたが、きょうは2時間コース。答弁は、立憲が重徳和彦政調会長、維新が青柳仁士政調会長ら、「自公立予算」「自公維社会保障」などの「前・実務者」。国民民主党は最もはしごを外された古川元久国対委員長ではなく与党政策大会議室内にいなかった田中健衆議院議員。

 ゆうべの本会議に続き、自民党は船橋利実さん(元財務政務官)が質問。「私ども自由民主党も、暫定税率の廃止ということについては、既に合意をしてございます」と去年末の自公国幹事長合意にもとづく衝撃の告白。そのうえで「ただし、税制改正に当たっては、丁寧な検討を通じて、地方公共団体や事業者、消費者に迷惑をかけないようにすることこれが非常に重要なことでありそこに向けて現実的な道筋のもとに、法改正に繋げていく」と述べました。


 船橋さんは「平成20年(2008年)のいわゆるガソリン国会当時は参議院が野党多数のもとで発生をしたものでありますけれどもこのときも、今回の法案と同様に、ある日を境に、暫定税率が一時失効して、税率が大きく、変動いたしましたが、このときに、全国の流通販売現場あるいは消費者の間に何が起きていたのか、政府参考人にお尋ねいたします」と語りました。

 資源エネルギー庁の資源・燃料部長は「値下げになったガソリンを購入するために全国各地のガソリンスタンド周辺の道路で渋滞が発生をいたしました。それから近隣住民等からガソリンスタンドに苦情が寄せられたり在庫切れになったガソリンスタンドが閉店をしたりという事象がございました。それからの暫定税率失効前の高い税率で仕入れていた在庫旧税率の販売と旧税率での販売として価格を維持しようとしてもですね、結果的に安値で売らざるを得ないと、そういった各地のガソリンスタンドで損失が発生をしたというような事例があったと承知をしてございます」と語りました。

 虚言癖は資本主義の敵です。

 この後、2時間コースの質疑の時間をこなしました。三宅伸吾委員長は、質疑終局の宣言はせずに休憩。その後、国民民主党の伊藤孝恵参議院国対委員長(非改選)にSNSなどによると、三宅財政金融委員長解任決議案が提出されたとしました。しかし、委員会は再開された上で、三宅委員長は散会を宣言しました。

 今後、石井準一・自民党参議院国対委員長(改選)は、本会議を開かずに、採決をしないま ま、あす夜の会期時間切れをはかると思います。

 が、期せずして、自民党と公明党は暫定税率で、ザイム真理教に歯が立たないというイメージができるとみられます。虚言癖は資本主義の敵。平気で政党を騙していた森山裕幹事長(元財務副大臣)に対する「前実務者たち」の怒りも、衆参の立維国の足並みがそろったことから浮き彫りになりました。選挙結果に限らず、「自公+立、維、国」体制は終焉を迎えそう。ザイム真理教を倒す夏へと向かっていきます。

【参議院本会議】
【参議院議院運営委員会】
 
 午後2時半に、立憲・社民、国民、維新が「三宅伸吾財政金融委員長解任決議案」を提出しました。本会議で審議されるかどうかは不透明でしたが、議運委で採決し上程することを否決しました。

 そして、 午後4時過ぎに前後した時間帯に、開議しないまま流会しました。これで第217回通常国会は、あすの会期末を待たずに閉会しました。

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【政省令改正】外為法輸出貿易管理令改正へ、貿易経済安全保障局長は、岡田克也質問から2週間後で、警視庁・検察長より2日早く謝罪

2025年06月21日 07時53分13秒 | 岡田克也、旅の途中
[写真]関東で、有権者の方から頭を下げられる岡田克也衆議院議員、宮崎信行撮影。

 報道によると、経済産業省の貿易経済安全保障局長は、今週水曜日(2025年6月18日)、横浜市の「大川原化工機」を訪れ、謝罪しました。この際、社長に対して政省令改正をすると明言した、と報じられました。

 警視庁の警視副総監と検察庁公安部長がきのう訪問するよりも2日前となりました。これに先立つ2週間前、当選12期目で自ら希望して経済産業委員になった岡田克也さん(昭和51年通商産業省入省)から、えん罪事案では、経産省の外為法・輸出貿易管理令をめぐる行政にも反省が必要で、大臣が謝罪し第三者委員会を設けるべきだと働きかけられていました。

 旧共産圏の核弾頭・運搬手段開発をめぐる「ココム」は、工作機械の「ワッセナーアレンジメント」や化学機械の「オーストラリアグループ」の国際約束(条約ではない)の日本国内実施では、外為法とそれに委任された輸出貿易管理令に落とし込まれています。実際には虎ノ門にある「安全保障貿易情報センター」に丸投げしている分野が多いです。これについて、えん罪事案では、警視庁公安部の求めに応じて、省内で開いた打ち合わせで「殺菌と滅菌の違い」についてウィキペディアのコピーを渡すなど経産省内にも甘さがあったとの批判が出てきました。国賠が「警視庁及び国」として警視庁と検察庁が対象のため、経産省の瑕疵は報道されてきませんでした。

 誤解が多いのですが、輸出でなく日本企業間の売買も規制されています。また、生産設備は銀行からの融資がつきやすく巨額で、新商品には部品も新開発のものが使われます。このため、省は細かく新しいものに詳しいと思われがちですが、資本主義のしくみ上、役人は規制対象となる最新技術の情報はメーカーから遅れます。

 そもそも、アメリカなどによる、日独企業の締め付けの意味合いが強いです。相手がおまわりさんだからとっさに「省令があいまいだから、オーストラリアグループに対して規制強化を働きかける」との方便を電話で使ってしまった経産省員もいるようですが、アメリカ等に対して日本企業の最新技術の締め付けを強めるよう働きかけるなど、言語道断です。

 岡田さんは、法案審査で1回、一般質疑では大臣所信に対する一般質疑の野党トップバッターから精力的に審議に臨みましたが、今回、古巣に対して大きな変化をもたらすこととなりました。省内に岡田さんに感謝してる職員もひょっとしたらいるかもしれません。

 宮崎信行個人は、規制対象となる企業の代表取締役でもあり、2018年10月5日の創業社長(実父)の死亡退職から2019年4月30日の祖業廃業まで、輸出管理・安全保障管理に対する不信感が強かったです。問い合わせに対する呆れた実態も、当時、岡田議員の政策担当秘書にはたびたび話していました。この件で、岡田先生に私が話したことは何もありません。高価な機械を、経産省と関わらないために、産業廃棄物処分場にすべて送り込んだ2019年4月30日は、警視庁が大川原化工機社長らを不当逮捕する9ヶ月前だったことになります。

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ザイム真理教落城寸前の様相、税調ラスボス石田インナー代理・青木主税局長・衆参の登壇者「財源ガー」「丸投げ」と絶叫、立憲とれいわ新選組が廃止法案で相乗り、あす参・委員会でも審議へ

2025年06月20日 19時39分19秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]国民民主党との自公国3党税調協議の合意を「財源がない」などとして上から目線であっさり反故にしたことで、会期末・参院選で追い込まれる結果になった宮沢洋一税調会長・後藤茂之税調会長代理ら、ことし2025年2月、衆議院第二議員会館の「与党政策大会議室」(自民政調仕切り)で、宮崎信行撮影。

 第217回通常国会は、残り3日間となりました。衆議院は初の財務金融委員長解任の勢いで、青木主税局長の「財源がない」との答弁もむなしく「ガソリン税旧暫定税率廃止法案」(217衆法53号)が通過し、即日、参議院でも審議入りしました。

 衆議院では閉会中審査手続がなされ、(1)医療法改正案(217閣法21号)、(2)政治資金改革の一連の衆法、(3)選択的夫婦別姓の3衆法の3領域は、秋への宿題として残されました。初の参での予算修正で「停止」した高額療養費は「社保審医療保険部会高額療養費制度の在り方に関する専門委員会」が秋に一つの回答を出します。

【衆議院法務委員会】
 選択的夫婦別姓のための民法を改正する「立憲案」(217衆法29号)「維新案」(30号)「国民案」(35号)を継続審査(閉会中審査)とすることを決め、議長に上程し、その後本会議で決定しました。西村ちなみ委員長が、理事会協議を読み上げて議事録に残しました。「今国会、家族の氏に関する議論が、複数の議員立法が提出されて活発に行われたことを受け、できる限り速やかに合意を得ることを目指し、継続となるこれら法案を今秋の臨時国会において審議する」。

 付け加えると、あさって投票日の都議選では「旧花街である当地域の神社の世襲したばかりの若い神職」が自民党公認元職のハコの集会で、SP付き応援弁士がいて候補者到着前という緊張感のなか開会の辞を述べました。参院選予定候補の有村治子さんは「外面切替」など日本人の家族観・性差観よりも外国人に矛先を向けている兆しがあります。秋には違った景色が見えるかもしれません。

【衆・政治改革特別委】
 小泉進次郎筆頭理事は農相となり当委員会を去りました。結論が出なかった各法案は継続審査の手続がなされました。この後、渡辺周・特別委員長は「申し合わせた令和6年度内の企業団体献金禁止法案に結論を得ることができず、今国会中も決着せずに、継続審査となります。委員会の内外で不断の議論が交わされたと承知しておりますが、昨日の意見表明にありましたように、考え方の幅が広いものの、一致点を見いだせる希望もありました。令和の政治改革を前進、前進させる熱意を失うことなく、国民の厳しい目にこたえられるよう、引き続き我々全員が果敢に取り組むべきである。と申し上げ、今国会での政治改革特別委員会を閉じます。お疲れ様でした。本日はこれにて散会いたします」と発言しました。私見を繰り返しますけれども既存の自民7700支部を透明化されても逆に見えづらくなることもあるのでこの領域はもういいように、私は感じます。

【衆・財務金融委員会】
 「ガソリン税旧暫定税率廃止法案」(217衆法53号)が前日の趣旨説明に続いて審議されました。ラスボス「自民党税調」も前に出てきて、小委員長代理の石田真敏・元総務大臣も質問しました。採決の結果、賛成多数で可決すべきだと決まりました。

【衆・厚生労働などの各委員会】
 本会議で議論された後、審議されなかった「医療法改正案」(217閣法21号)を継続にすることを決めました。秋の国会では与党修正が入るとの観測もあります。その他の委員会では、淡々と会期末処理を終えました。

【衆・本会議】
 「ガソリン税旧暫定税率廃止法案」(217衆法53号)が緊急上程されました。自民党の小寺裕雄さんは反対討論で「財源は政府与党に丸投げだ」と語りました。採決は起立採決でした。自公有が反対し、立維国令共参保社が賛成して可決しました。おそらく220対245ぐらいか。結果的にはれいわの行動にかかわらず可決したことになります。参議院へ送付。
 この後、請願や閉会中審査を済ませました。議長の挨拶はないまま休憩。夜7時半過ぎの参・本散会後に、再開しないまま散会。

【参・本会議】
 17時半に開会しました。まず自民に移籍する鈴木宗男議員の辞表を参事が読み上げ、辞職しました。蛇足ですが、「大野泰正議員」はこのまま任期を全うしそうです。本会議に戻り、重徳和彦衆議院議員が「ガソリン税旧暫定税率廃止法案」(217衆法53号)を趣旨説明しました。自民党の船橋利実さんは「減収額と財源は」と代表質問し、重徳さんは「1兆円程度、税収の上振れだ」と答弁しました。

 この後、「独立行政法人男女共同参画機構法」(217閣法52及び53号)は投票総数233、賛成196、反対37で可決し、成立しました。政府原案通りですが、石垣のりこさんが提出した内閣委員会附帯決議を守る必要があります。ここで、休憩しました。この後、午後7時半再開し請願が全会一致で採択されました。過半数の議員は次の国会まで任期が続きますが、慣例に基づき、「対案」など参法はすべて手続せず廃案となりました。散会。

【参・財政金融委員会】
 「ガソリン税旧暫定税率廃止法案」(217衆法53号)が、重徳さんから趣旨説明されました。三宅伸吾委員長は「本案に関する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします」と語りました。請願は議題になりませんでした。

【参・委員会】
 会期末処理がなされないまま午後5時半の参議院本会議を迎えました。そして休憩後の、午後6時20分過ぎから会期末処理。本会議上程。本会議でもその通りに議決されそうです。取り止めになった特別委員会なども多いです。

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