今朝の新聞に、天皇の一代限り特例法が国会で成立したことと今上天皇が来年末で退位することが一面に大きく掲載されていました。
GHQの指導(日本国の国体破壊を目指して)により、戦後日本では信仰や宗教が追いやられ、天皇は人間宣言をされ、普通の日本人になられてしまいました。昭和20年まで、それまでの過去ずっと日本神道トップの祭司として、現人神として在られた存在が微妙、あやふやになった時期であると思います。
天照大御神ら神代の国から連綿と続く肉体子孫である天皇は本来、神官として存在していたと思われます。特に、霊格の高い天皇は高天原と同通して、神事、まつりごとを行っていたと推測します。
歴代天皇で霊格が中庸であるとしても国の安寧を願って神事を行ってこられたものと思います。
よって、過去の天皇は一生を神官として勤めを果たされていたと思われますが、今回、生前譲位となってしまいました。
いろいろな識者などから、戦後教育の影響もあったのかなと思われます。肉体が全てで精神(宗教、信仰)がおざなりにされてしまった結果だろうと思います。
私としては、痴呆、寝たきりなどがなければ、頑張って天上界に戻られるまで天皇であってもらいたいと思います。不測の事態があれば、その間、皇太子が代理を務めてはいけないのかなと思います。
いずれにしても、皇位継承者や宮家が少ないこともあり、数代先には、皇室の自然消滅など厳しい状況も想定されます。人ごとと思わず、国民的な議論が必要です。