冬に咲くヤツデ(ウコギ科ヤツデ属)の花、そして冬芽と葉痕・・・
(↑)花は球形の散形花序を円錐状にたくさん付ける。 吸蜜にミツバチでなくてハエがたくさん集まっていた・・・ハエも送粉昆虫なんだよね!
雌雄同株で、雄花と両性花が有って両性花序は上の方に付いて雄花は下の方に着くらしいけど雄花は確認できなかった。
(↓)両性花序・・・雄しべ先熟性(↓の両側2花序)で、雄しべや花弁が落下した後に雌しべが成熟(中央の花序)して自家受粉を防いでいるらしい。
白い5個の花弁と雄しべ(5本)が付いている雄しべ成熟時の両性花・・・中央の雌しべは未だ開いていない。
雄しべと花弁は落下するか、茶色くなって僅かに枯れ残って、雌しべ(5本)が成熟している状態の両性花・・・
冬芽(頂芽)は卵形で先が尖っている・・・
葉痕はV字型で維管束痕がたくさん(13~15個)ある。 ウコギ科特有のネックレス状の維管束痕だね!
髄は白色で太い円形・・・
(冬芽と葉痕:262種目)
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