先日の群馬県野鳥の森・小根山森林公園の下見で一寸だけふれた虫えい(虫こぶ)モミジガサハグキフクレフシの詳細・・・
モミジガサの開花の時期でモミジガサツボミフクレフシが数株見られたのだけど、山菜採りの時期しかモミジガサを詳しく観察していない自分に気が付いた(笑)
そしてモミジガサツボミフクレフシを追いかけているうちに先端部の葉が叢生して芯止め状態になっている株が多いことに気が付いた!

毛虫でも葉を寄せて食害しているのかと詳しく観察してみると先端部の数枚の葉柄が肥大していた・・・
確か、モミジガサの虫えい(虫こぶ)は日本原色虫えい図鑑にはモミジガサハトガリコブフシしか載っていなかったはずとサンプルを採取してきた。

虫えい図鑑の虫えいリストを詳しく見てみるとモミジガサハグキフクレフシの名称だけの記載が有ったので「これかな?」と虫えい同好会の掲示板に投稿・・・
九州大学の湯川名誉教授から「モミジガサハグキフクレフシです」との回答を戴いた!
(↓)は葉柄を切断した画像で右下に乳白色のフクダミバエの幼虫が映っている・・・

1944年にフクダミバエによるモミジガサズイフシと記載されていた虫えいを、その後、モミジガサハグキフクレフシと改称したらしい。
画像が荒れてしまうけどさらに拡大・・・

詳しい生態や分布は不明のようだ・・・(当ブログ147種類目)
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