先日の赤城山・鍋割山での自然観察会で尾根筋を歩いていると彼方此方でキオンが開花中だった・・・
もしかしたらキオンツボミフクレフシが有るのでは? と歩道脇のキオンを隈なく見て行くとありましたよ!
榛名山のオンマ谷、赤城山の覚満渕と白樺純林付近に続いて4カ所目となった! 今のところ、この虫えい(虫こぶ)は群馬県でしか見つかっていないんだ・・・
そして12日は玉原高原へ行ったついでに、自然観察指導員仲間のOさんがそれらしいのがあったよと云うので何カ所か探したら見つかった!
結構、キオンが有るところにには作られていて分布域が広いのかも知れないな?
鍋割山ではリョウブハコブフシや・・・
ヤマブドウハトックリフシなどが見られたので参加者の皆さんに説明した・・・
ヤマブドウハトックリフシは切断して中にいたタマバエの幼虫も観察してもらえた!
ところで・・・参加者の方がこれも虫こぶですか? って持ってきたものがちょっと気になる!
どうもツルウメモドキのようなのだけど葉裏に青白いコブ状の膨らみができていた・・・
葉表は殆ど膨らまず赤味を帯びているだけだった・・・
聞かれた時点でよく見れば良かったのだけど他の説明等で紛れて・・・後でもう一回現物を見せてと言った時は捨ててしまったようだ!
ツルウメモドキにはこの形態の虫えい(虫こぶ)が記録されていないんだ・・・採取した場所も分からなかったのだけどチャンスがあったら探してみよう!
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