かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

榛名山・沼の原の虫えい(虫こぶ)・・・コレクションが二つ増えた!

2018年09月04日 | 虫えい(虫こぶ)

日曜日は榛名山・沼の原で自然観察会・・・指導者が多数いたので出番が少なく、私は虫えい(虫こぶ)探しをしていた。 今回はスミレに詳しいOさんも虫えい(虫こぶ)探しに参加(笑)

最初に見つかったのはツリガネニンジンメコブフシ・・・

タマバエの一種がツリガネニンジンの芽に侵入し、頂芽が伸びられずコブ状に膨れた虫えい(虫こぶ)で沼の原では以前にも何回か確認している・・・


次はシラヤマギクの花が不整形に肥大する虫えい(虫こぶ)で、シラヤマギクハナタマバエが形成したシラヤマギクハナフクレフシ・・・Oさんが見つけてくれた!


8月下旬から9月上旬に成熟して3齢幼虫が地上に落下するが生態の詳細は不明らしい。 全域で数株が見つかったが形状は色々だね・・・


今まで私が見た虫えい(虫こぶ)リストには無かったのでブログ掲載141種類目となった。 ホームページも含めると171種類目!

さらにシラヤマギクハナフクレフシは現在のところ青森県と山形県で見つかっているだけで群馬県での確認は初めてとのことだった!


そして虫えい(虫こぶ)のデパートであるヨモギには2種類の虫えい(虫こぶ)がみられた。

まずは全国的に普通にみられるヨモギハエボシフシで、ヨモギエボシタマバエが葉や葉柄などに緑色~紫紅色で烏帽子状の虫えい(虫こぶ)がたくさん作られるもの・・・


次はヨモギシントメフシ・・・ヨモギシントメタマバエが茎の頂端部に寄生して成長が止まり、小葉がかたまって生えている虫えい(虫こぶ)なので何かの虫が葉を綴ったようにみえる。

この虫えい(虫こぶ)も私のリストでは初めてでブログ掲載142種類目となった・・・


最後は榛名山・沼の原でしか見つかっていないシシウドミフクレフシ・・・

以前は沼の原にたくさん有ったのだけど数年前に草刈りが実施されてから一部地域を除いてほとんど見られなくなった・・・(涙)

まだ詳しい生態は研究されていないのに、こうやって人為的に減って行ってしまうんだね・・・


虫えい(虫こぶ)じゃないけど、シシウドにはキアゲハの幼虫がたくさん付いていた・・・


成虫(♀)も見られた・・・




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