かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

つる植物の花:ボタンヅルとセンニンソウ

2018年09月05日 | 植物

この時期、野山では色々なものに絡みついたつる植物の白い花が目立つ・・・遠くから見ると判別は付かないのだけど、その多くはボタンヅルかセンニンソウの花だね!

ともにキンポウゲ科センニンソウ属のツル性半低木(木質の多年草)で、その違いは葉と花で判別できる・・・

まずはボタンヅルの葉と花・・・


ボタンヅルの花のアップ・・・花弁はなく、花弁のように見えるのは萼片なんだ!

次にセンニンソウの葉・・・


そしてセンニンソウの花・・・これも花弁に見える萼片だよ!


「ん~違いが良く分からない」という人のために並べてみた・・・

ボタンヅル(左)の葉は3出複葉で小葉に鋸歯があってボタンの葉に似ている。 センニンソウ(右)は3出複葉または羽状複葉で小葉は鋸歯が無く全縁だ!


花も並べてみた・・・

ボタンヅルの花は白い萼片よりも雄しべの花糸が長い! センニンソウ(右)は雄しべの花糸が萼片よりも明らかに短い!



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コメント (2)
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