農林大で一番高い樹はユリノキ・・・(↑)このユリノキも黄葉して種子が落とされ始めた。
ユリノキの種子は他のモクレン科の種子と違って翼果で有ることが最大の特徴なのだけど先日の台風で果実が落とされていたので観察してみた。
果実は翼果が松かさ状に集まった集合果で熟すと一つひとつの翼果が風に飛ばされてクルクル回りながら散布されていくのだ。
先端に近い翼果をいくつか抜いてみた・・・
バランスが良く作られていてタネ側を上向きにしてプロペラのように回りながら落ちていくのだ・・・
これだけたくさんのタネが散布されても発芽したものを見たことが無いのだけど、調べたらかなり発芽率は悪く熱処理をしたものでも数パーセントらしい!
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樹に咲く花―離弁花〈1〉 (山渓ハンディ図鑑) | |
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