今日から6月です、いよいよアユ釣りの季節となります。碓氷川のアユも順調に育ってきたのに、とんでもないことが起こってしまいました・・・
先週の土曜日(5月30日)ネマガリダケを採りに行って携帯の電波が届くところに来たら8時10分にFBの友人から「碓氷川が大変だ。入浴剤入りお風呂みたい。場所は横川・・・」との近況が入っていました。直ぐに上州漁協松井田支部のN理事に連絡して確認をしてもらいました。あまりに濁りがきついと元気に泳いでいたアユ(1枚目の写真)が弱ってしまうのよね・・・酷い場合は死んだり下ってしまって居なくなっちゃう心配もあるので焦りました。
N理事は「まだ中瀬は濁っていないよ・・・横川のTさんに確認するね」 暫くして「Tさんからベントナイトの濁り水を川に投棄したようだと言ってきた」・・・と言うことで家に帰って直ぐにKさんと滝名田橋に向かいました・・・
すでに警察にも通報してあったようでパトカーも来ていましたが「昨日のダム放水のせいじゃないの・・」とか「この程度の濁りなら大丈夫でしょう・・・」とか本気モードではなさそうでした。それでも上流の原因者と考えられる場所を見に行ってくると言っていたけど・・・どうなったかな?
「アユ浮いてないじゃないですか・・・」て言われたので「アユは浮き袋が無いからプカプカ浮いてしまわないのですよ」「鰓にシルトが詰まって徐々に弱って行くのですよ」って説明しましたが・・・
碓氷製糸も濁っていて、川の水を使っている工場の人もこれだけ濁ると困るって・・・
その後、あまぬまに濁りの先端が到達したのが11時半ごろ・・・
中瀬大橋が濁り始めたのが13時頃で夕方も濁りは取れないでいました。横川が濁ってから松井田まで到達するのは5時間以上かかるのですね。割合と川の流れって遅いのかねぇ・・・
昨朝はカワウ追いを兼ねて濁水の影響がどうなったか見に行きました。途中で猿の群れに行き会いました。
子連れが多かったのですが、何匹も赤ちゃんが生まれたみたいです・・・(朝日が入って逆光!)
アユの様子ですが、濁水が出る前よりも数が少なくなって16日に入れた小さいアユが見えなくなったような気がしますが、それでも居ないことは有りません。アユが避難していてしばらくしたら戻ってくれることを祈るしかありませんかね。
しかし、こんなに減水して水温も上がっている時にこんなに濁すなんて許せませんね!(怒)
今日は12時から中瀬で試し釣りです。釣果が心配です・・・
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