恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

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茶倉譲二 続編第七話~その7

2015-11-13 06:30:44 | 吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二

吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二の妄想小説。譲二ルート続編のお話を彼氏目線で眺めてみました。
ネタバレありです。
 

☆☆☆☆☆

茶倉譲二 続編第七話~その7

〈譲二〉

俺は兄貴に『実家に戻って手伝いたい』という決心を伝えた。

兄貴は少し驚きながらも、喜んでくれた。

俺たちは資料を前に今後の経営立て直しのビジョンや合併派をどう説得するかについて話し合った。

☆☆☆☆☆

夜も更けて、携帯にメールが入っているのに気づいた。

りっちゃんからだ。


譲二「!!!」


メールを開いて驚いた。


りっちゃんが百花ちゃんの肩を抱いて、2人でにっこり笑った写真が添付されてる…。


『マスター、僕たちは楽しくやってるので心配しないで♪

百花ちゃんも元気だよ+.+゜d(´∀`*)

でも、百花ちゃんがクロフネで一人じゃ心配だよね?

今夜は僕と一緒に過ごそうよって誘っちゃおうかな( *´艸`)クスッ♪


というわけで、マスターも話し合い頑張ってね♪

それじゃ!(。・ω・)ノ゛


                                           ★理人でした!』


俺は必死で百花ちゃんに電話をかけるがコールが鳴るばかりで繋がらない。

不安になってメールも打つ。


『百花ちゃん、なるべく急いで帰るから。

早まっちゃダメだからね!』


しかし、百花ちゃんからの返信は無く、何度携帯にかけても繋がらなかった。

りっちゃんとまさかどうにかなるってわけはないと思うけど…。

そんなわけはないって、信じてるけど…。


なんで、百花ちゃん、電話にも出ないんだろう?

お願いだ…。

声だけでも聞かせて、安心させて…。


『茶倉譲二 続編第七話』おわり