恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

話数が多くなった小説は順次、インデックスにまとめてます。

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インデックス ハルルートの譲二…ハルくんルートの茶倉譲二の小説の検索のためのインデックス。

手書きイラスト インデックス…自分で描いた乙女ゲームキャラのイラスト記事


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そうか、私はオタクの女子だったのか!

2014-09-28 20:57:28 | 日記
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『海月姫』(東村アキコ)を読んでたら、オマケの作者の自伝部分に次のような一節があった。








『マンガとか描くのが好きなオタクの女の子は、好きな人や好きなモノができるとその絵を描かずにはおられんのですよ。』

((((;゜Д゜)))))))

まんま、私じゃないか‼︎

譲二さんが大好きになってひたすらそのイラストを描いてる。


しかも、文章も書くので、譲二さんのお話も書きまくってる。

そうか、私はオタクの女の子だったんだ…。
(  ゜ ▽ ゜ ;)

そういや、次元大介も描いてたな…。
(;^ω^A


ハハ(^▽^;)


『花盛りの妖たち~妖学院の巻 ~其の壱~其の弐』

2014-09-27 21:16:33 | 今宵、妖しい口づけを
『花盛りの妖たち~妖学院の巻 ~其の壱~其の弐』

アンケートで雅たちの学生時代の話が読みたい、と書いたので今回それが叶って嬉しい。

彼らの制服は揃いの着物の下にカッターシャツを着た袴姿で、明治時代の旧制高等学校の学生みたいで、なんだか趣がある。


それぞれ、ヒロインと話しているうちに妖が妖学院時代のできごとを思い出して…。




〈其の壱〉

其の壱は雅と千影、新羅。でも、他の三人もクラスメートとして出てくるので楽しい。

雅は女の子たちにはモテるけど、半妖ということもあって、男子学生には敬遠されてる。

女好きだから雅は嬉しいかと思いきや、意外や意外、ちやほやする女子学生たちのことも、雅は鬱陶しく思っている。

だから、結構孤独なんだけど、今は喧嘩ばかりしている新羅がちょっかいを出して来て、みんなとお昼を一緒に食べることに…。

最初はうっとうしく思う雅だけど、だんだんみんなのペースに巻き込まれて、賑やかな学生生活を送ることになる。

ひとりぼっちで寂しいのに、それすら気づいてなかった雅が泣ける。

千影は優等生で、楽しい授業がみんなのバカ騒ぎで中断されるのを迷惑に思ってる。
千影に片思いしてた菊花も出てくる。
あの硬い性格は元々のもので、ヒロインの出会って、これでも随分マシになったんだ、と感慨深い。


新羅は座学は苦手なんだけど、実技が得意なので、実技の授業では生き生きしてる。

そして、唯一ヒロインの幼い頃に出会ったことがあり、お互いに初恋の相手だったりする。

妖学院時代には女の子から告られても、全部断ってた。
ただ一度あっただけのヒロインのことが大好きで、他の女の子には惹かれない。

みんなに理由を聞かれ、ヒロインとの出会いを話す新羅。

今はまだヒロインに会いに行けないけど、ヒロインにふさわしい立派な妖にいつかなって会いに行くと誓う。


沙門が級長してたり、京牙さんがサボり魔で留年してたり、ふむふむと読んだ。




〈其の弐〉

京牙さんと雪之丞と沙門のグループ。
其の壱でも、京牙さんは学校をサボってばかりといわれてたけど、やっぱり遅刻したり授業をサボったり、実技の授業すら真剣にしようとしない。

(本当は優秀なのに)とみんなに言われてるから、結局やる気の問題。

さて、授業で習ってた人間界の電車の乗り方、実際に行ってみようとサボって、本当に行ってしまう行動力。

そこでまだ中学生だったヒロインと遭遇。木から降りられなくなってた猫を助けようとしてたヒロインを助けるんだけど、そのあとヒロインの記憶を消したからヒロインは京牙さんを覚えてない。

ヒロインの洋服ダンスにあったセーラー服を「着て見て」とせがむけど、この時の記憶が少し残ってたかららしい。

雪之丞は京牙さんと正反対の性格なのに何故だか気が合って、その二人が初めて出会って仲良くなる話。

沙門は真面目な性格が災いして?学級長なんだけど、サボリ魔の雅と京牙さんのフォローに明け暮れてる。
そして真面目な沙門は雅と気が合って、族長候補から外れて千年に一度現れる特別な血を持った女性を守る仕事につかされることになったという悩みを雅に聞いてもらう。
雅は口は悪いけど、彼なりのやり方で慰めてくれる。

ところで、沙門がみんなに渡したスマホを雅以外持っていない理由が明かされたが、笑った。

千影は夜中にスマホが光ったのに驚き、風で襖ごと飛ばしてしまい、襖はみんなで探して来たけど、スマホは結局なくなってしまったそう。

新羅はメールを上手く打てないのにイラついて、雷で感電させて壊したらしい。

雪之丞はスマホを凍らすし、京牙さんは中がどうなっているのか確かめようとバラバラにして、元に戻らなくなったからと「沙門ちゃん治して~」と持ってきたとか。
沙門は病気や怪我を癒す力があるからね。
(^◇^;)

でも、スマホを分解するとは京牙さんは理系男子だったのか~。

怖い妖も出て来ないし、気軽に読めて楽しかった。

寝転ぶいっちゃん

2014-09-24 20:40:02 | イラスト

『吉恋のみんなに平安装束を着せよう』…掛け声ばっかりですが…。

もうね、みんなのを一挙にupするのはお正月でいいんじゃないかと思い出した。

お正月スペシャルってことで、文章もつけてね。

それで、一月に一回くらいずつ、吉恋メンバー(主に譲二さん)の平安装束姿をupするってことにしよう。

…うん。そうしよう。

というわけで、今回はいっちゃんの狩衣姿です。

 

 

「オレベスト」のイラストの雑誌表紙のいっちゃんを見ていたら、これで狩衣姿を描きたくなってしまった。

でもって、狩衣姿で寝転ぶ画像なんか検索しても出て来ないので、バスタオルを袖代わりにして、自分の手で確かめながら描いてみた。

襲色目は白菊というものです。

狩衣は後ろの部分しか縫ってないので、こんな風に脱いでくつろぐことも出来たそう。

くつろいだラフな感じが、いかにもいっちゃんには似合う…と自画自賛している。


『花嫁修業はじめました』

2014-09-21 20:35:09 | 吉祥寺恋色デイズ



なぜかリュウ兄だけなくて、五人です。


とりあえず譲二さんだけやった。
(⌒-⌒; )プロローグの内容から、他の四人がメインだとは思うんだけど、いつもまず譲二さんをチェックしちゃうんだよね。
アイカレすら一番に譲二さんをやったくらいだから。
(;^_^A

花嫁修業と言いながら、譲二さん編では花嫁修業らしいことは何もしない。

譲二さんの作る料理が美味しいせいか譲二さんルートのヒロインは太ることをいつもきにしてる。(それはいっちゃんルートも同じかな)

今回もウエディングドレスのカタログで譲二さんが気に入ったマーメイドラインのドレスを着るためにダイエットを誓うヒロイン。

でも、マーメイドラインて確かに身体の線はでるけど、サイズがあってればスッキリしてみえるから、そんなに気にすることは無いと思うんだけどね。

何キロか痩せなきゃと言ってるけど、このヒロインはそんなに太ってるのかな?
今時の若い子なんだから、結構細い気がするけど…。ま、胸は無さそうだけど。

ダイエットが効果をあげて、ヒロインは喜んで目標達成まで頑張ろうと思ってる。でも、顔色の悪いヒロインに譲二さんは心配そう。

男性は女性が思っているよりはぽっちゃりした方が好みみたいだから、譲二さんもヒロインを太ってるとは思ってないんだろうね。

プロポーズ編でも、「君が思ってるほど太ってないよ」とか言ってたし。

結局無理し過ぎたヒロインは譲二さんの前で、眩暈を起こして気を失ってしまう。


自分のベッドの上で目を覚ましたヒロインに、心配した譲二さんは理由を聞くんだけど、私はこのセリフがツボにはまった。



「顔色が悪いし、日に日に細くなっていくし…。ご飯もあんまり食べなかったでしょ?」

ヒロインは美しくなった成果として痩せたのを喜んでるけど、譲二さんから見たら、悩みがあって痩せ細ってるのじゃないかと心配してくれてたんだよね。

「結婚するのがイヤになったんじゃないの?」
とまで、譲二さんに言わせちゃった。

ところで譲二さんは常にヒロインに捨てられるかもというのを気にしてる。

番外編『あの日のキミまでの距離』で、ヒロインと最後までいかない理由をヒロインの選択肢をせばめたくない、と心の中で語ってる。

それって、いつかヒロインが自分以外の男性を選ぶかもしれないけど、そうなれば受け入れるってことだよね?

番外編『譲二はじめてのバースデー』でも、サプライズデートのために、幼なじみたちとこそこそ相談してるヒロインに「あいつらの誰かを好きになったのかな。そうなれば、しばらく立ち直れないな…」
とか思ってた。

「譲二さん、もっと自信持ってよ」と
言ってあげたくなる。
やっぱり明里さんに失恋したことのトラウマのせいかな?

さて、譲二さんの気に入ったマーメイドラインのウエディングドレスが着たくてダイエットしてたと言うヒロインに、譲二さんは「俺のためにそんなことしてくれて」と喜んだ。

その上で、ヒロインのことが丸ごと好きだから、ダイエットなんかする必要はない。いつか俺たちの子供を産むためにもダイエットで身体を壊して欲しくないって言ってくれた。

こういうところが、やっぱり譲二さんはいいよね、って思う。

こんな優しい譲二さんに心配かけちゃダメだよ、ヒロインちゃん。

最後は譲二さんにご飯作ってあげようとヒロインがスーパーで買い過ぎた食材で、譲二さんがヒロインのためにご馳走をいっぱい作ってくれる。

ちなみにスーパーで買い過ぎたのもダイエット中でお腹が空いてたからだろうね。
(;^_^A

そして、譲二さんはそのご馳走を全部自分の手でヒロインに食べさせてくれるんだって。

全然花嫁修業になって無いじゃん。
(~_~;)

とにかく、ご馳走さまというか、お幸せにというしかないラストでした。

他のメンバーもなるべくレポしようと思ってるので、期待せずに待っててください。


源氏物語の恋愛事情

2014-09-20 15:15:02 | 小説とか漫画から恋を考える

ibookで源氏物語の無料ダウンロードがあったので、全巻落としてみた。

訳は与謝野晶子。

円地文子訳の源氏物語は全巻文庫で持っていて、以前何回か読んだことがある。
しかし、与謝野晶子版は初めてだ。

円地文子の訳は現代文にはなっているが、文章の流れや人物の呼び方は原作に忠実で少し堅い。
対して与謝野晶子の訳はずっと軽い感じで読みやすい。しかし、人物の呼び方は円地文子版と異なっていたりするので最初は戸惑った。

まだ全巻読んではいないが、ibookはどこにでも持って行けるので、待ち時間などに気軽に読めてありがたい。

読み返してみて、改めて源氏物語は色々な恋愛の宝庫だと思う。

しかも、倫理的にどうよ…っていう恋愛もたくさんある。

六条御息所は今で言う所のヤンデレで、生霊になって源氏の正妻と恋人、2人も取り殺すのだから凄まじい。

源氏が若紫を子供の頃に実の父には内緒で自邸に連れ去り、毎晩添い寝しながら自分好みの女性に育て上げる…なんてのも犯罪だよね。この間も真似しようとして失敗した犯人がいたよね。

もちろん不倫もあって、藤壺中宮は源氏の父帝の妻なんだけど、源氏は自分の子供…冷泉帝を産ませるし、源氏晩年の正妻女三宮は柏木と関係を持って薫の君を産む。
源氏はもちろんそれを知りながら、我が子として育てるんだけどね。

朧月夜の君は源氏の兄の朱雀帝に女御として入内する予定だったのに、源氏が手をつけてしまう。
それで、仕方なくお仕事ということにして尚侍(ないしのかみ)として入内。朱雀帝に愛されるも、またまた源氏がちょっかいを出して、そのために源氏は須磨に謹慎することになる。


ま、他にも色々あるわけだけど。

源氏物語には性的描写は一切書かれてない。でも、ちゃんと読むと結構色々しているじゃん…源氏。
というようなことが多々ある。

藤壺中宮に逢いにいって(この時代の逢うはぶっちゃけ関係をもっちゃうことです。)、中宮に拒まれる場面でも、すでに何度か藤壺中宮と逢っちゃってるらしいことが書かれているし。

女君との逢瀬でいつ始まっていつ終わったのかよくわからない場面もたくさんあるけど。

これ、絶対今やってる最中だよね? そうとしか取れないよね? というような会話があったりする。

私も譲二さんの二次創作でそう言う場面を時々書くんだけど、あまりリアルすぎるとアメブロでは即刻削除されるので、婉曲表現にするのか、その場面自体をまるまるカットするのか悩まされる。

理想はお子ちゃまが読んでも、なんのことだか分からないけど、大人が読むと何をしているのかすぐ分かって、さらにものすごく官能的に感じる描写。

源氏物語を参考にそういう文章、描写を日々目指してます。